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ベトナムがサーキット建設に着手

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2019年3月20日 « シーズン初戦はペナルティポイントなし | タイトル争いを口にするのは時期尚早とホーナー »
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来年、初めてのF1レースが開催されるベトナムの首都ハノイで20日(水)、レースサーキットの建設工事が始まった。

2020年4月に予定されているベトナムGPはF1カレンダー上で最新の市街地レースとなるはずであり、モナコ、シンガポールやアゼルバイジャンの仲間入りを果たす。2017年にリバティ・メディアがF1のオーナーとなってから初めてF1カレンダーに追加される新規イベントだ。

ハノイ西部に位置する5.565kmのサーキットは来年3月までに完成する予定だとグランプリの親会社『Vingroupビングループ』は声明を出した。サーキットは市の中心部から西に12km、ミーディン国立競技場の近くに位置する。基本的には市街地を使用するが、一部に特設のセクションが用意され、ピットとパドックコンプレックスも新設される。

"独特なハイブリッドレイアウト"と表現されるサーキットは、"単調な90度の交差点型コーナーからの脱却を本格的に目指し、逃げ場のない市街地感覚を維持しながらもホイール・トゥ・ホイールのレースを促進する過酷な都市型レースサーキットをドライバーたちに実感させる"ものになるとうたわれている。

ヘルマン・ティルケ設計のレイアウトが公開されており、それによると序盤のコーナーはニュルブルクリンクのターン1と2をベースに、その他のセクションもモナコ、鈴鹿、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットを参考にしているとのこと。1.5kmのストレートもあり、ヘビーブレーキングゾーンに至るまでにマシンは時速335kmに到達する計算だ。

ベトナムはモータースポーツ文化を伝統に持つ国ではないが、代表チームが健闘を見せるスポーツイベントやコンペティションは多くの人々が観戦し、熱狂的に支持される。

「このメジャーイベントはベトナム――とりわけ首都――に国際的な露出の機会を与えることになる」とFIA会長のジャン・トッドは起工式のセレモニーで述べた。

F1はこれ以外にもいくつかの新規レース開催地を探求している。

2019年カレンダーに追加される見通しだったマイアミGPは、市の委員会からの承認は得ていたが、地元の問題によって少なくとも2020年まで先送りされてしまった。またマックス・フェルスタッペンの活躍により、オランダGP復活への期待も高まっているが、ザントフォールト・サーキットの代表者たちが12月にF1との予備的合意にサインを済ませたにもかかわらず、構想通りにオランダGPを実現するためにはこれから政府の資金援助を確保する必要がある。

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