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ホワイティングの悲報にF1界が衝撃

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2019年3月14日 « ホワイティングが肺塞栓で死去、享年66 | 「勝つために自己中になる」とボッタス »
© Sutton Images
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シーズン開幕戦のレースまで3日という日に、FIAのディレクターであるチャーリー・ホワイティングが肺塞栓(そくせん)のため66歳で死去したという悲しい知らせが飛び込んできた。

ホワイティングはモータースポーツ界で最も称賛され、尊敬され、愛される人物の1人だった。40年以上にわたってF1のために働き、そのうちの22シーズンでレースディレクターを務めた。スポーツ内の安全性や技術面に関する問題を管理しながら、グランプリ週末中は彼が全てのコースアクティビティを監督していた。

彼の悲報にドライバーやチーム代表たちから次々と追悼のコメントが届いており、ホワイティングが残したレガシーについて言及している。

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

「彼とは昨日話したばかりで、コースの数コーナーを(一緒に)歩いたんだ。その彼がもうここにいないなんて、とても信じられない。彼のことはずっと昔から知っていて、いつもドライバーの味方だった。もちろんレギュレーションがあって、僕らがいる。彼はその橋渡し役だったんだ。いつでも、どんなことでも尋ねることができた。常にドアをオープンにしている、本当に素晴らしい人だったよ。僕たちみんな、パドック全体、サーカス全体、F1ファミリーみんなの思いが今は彼と共にある」

ルイス・ハミルトン(メルセデス)

「今朝悲報を知り、大きなショックを受けた。僕の思いと祈りを彼のご家族にささげるよ。彼がこのスポーツにしてくれたこと、そのコミットメントはとてつもなく大きなもので、このスポーツ界において本当に大黒柱のようなアイコニックな人物だった。僕たちのためにとても多くの貢献をしてくれた人だ。安らかな眠りを祈りたい」

ダニエル・リカルド(ルノー)

「来た途端にこんなニュースを知らされるなんて。とにかく驚いた。彼は常に僕らのために働いてくれていて、ずいぶん苦労させてしまったかもしれない。いつも無理難題を押しつけて働かせてしまったのに、彼はいつだって寛容だった。いつも僕らの味方だって感じられたんだ。2012年の僕の初めてのオーストラリアGPを覚えているよ。フランツ(トスト)から、チャーリーに自己紹介しておきなさいって言われて一緒に会いにいったんだ。新しいシーズンのスタートに、いい関係を始められるようにって助言されてね。時間はあっという間に過ぎるものだね」

© Stange/Sutton Images
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マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

「すごくショックだった。数週間前にジュネーブで一緒に1日過ごして、いろんなことを話したばかりなのに。信じられないよ。毎日に感謝して人生を楽しまなきゃなって思う。人生にはF1だけじゃなく、他にもいろんなことがあるんだからね。彼の家族、友人、親しい人たちのことを思っているよ」

バルテリ・ボッタス(メルセデス)

「彼は本当にさまざまなことに関わっていた。ドライバーズブリーフィングではコースの改善について僕らが少しでも懸念を示せば、いつも熱心にメモを取っていた。僕らが違和感を覚えるのは縁石の状態やセッション中のマーシャルの動き方に関係しているかもしれないから、彼がそれらの対処を一手に引き受けていたんだ。とてつもなく大きな影響力を持っていたし、今のF1の在り方を大きく変えた人だった。今はまだ、チャーリー以外の誰かに同じ仕事ができるとはとても想像できない」

クリスチャン・トト・ウォルフ(メルセデスチーム代表兼CEO)

「今朝、チャーリーが亡くなったという知らせを受けてショックを受け、悲しみに暮れた。彼はこのF1ファミリーの柱のようなものだった。バランスの取れたアプローチ、鋭い理解を示し、常にF1の利益に焦点を置いていた。彼はこのスポーツの素晴らしいアンバサダーであり、最大の利益の守護者だった。幸運にも彼を知ることができた者は皆、その笑顔と穏やかなユーモアを惜しむだろう。メルセデス・モータースポーツファミリー全体を代表して、最大限の哀悼をご家族と友人たちに送りたい」

クリスチャン・ホーナー(レッドブルチーム代表)

「チャーリーが昨夜亡くなったことを知り、大変胸を痛めている。チャーリーはこのスポーツで重要な役目を果たし、長年レースディレクターとしてレフェリーを務め、理性の声を発してきた。難しい役をバランス良くこなせるとても誠実な人物だった。その心にあったのは、ヘスケスやブラバムの初期を起源とするレーサーとしての姿だった。アストンマーティン・レッドブル・レーシングの代表として、彼のご家族と友人たちに心から哀悼の意を表する。F1パドック全体、そして幅広いモータースポーツコミュニティーが偉大な人物だったチャーリーを惜しむだろう」

© Sutton Images
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セルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)

「あれほど温和で、素晴らしい人に会うことはこのスポーツではほとんどない。彼の悪いところなんて思い浮かばないよ。何一つないんだ。良心の塊のような人だった。彼のような人の代わりを見つけるなんて不可能だ。スポーツのキープレーヤーの1人であり、ドライバーたちともチーム代表たちとも最高の関係を築いていた。後任を見つけるのは難しいだろう。本当に紳士的な人だったから、すごく寂しくなるよ」

カルロス・サインツ(マクラーレン)

「僕のルーキーイヤーに彼が多くの時間を割いてくれたことを覚えている。ルーキーの僕の意見なんて大して重視されないだろうと思っていたのに、本気で僕の意見を聞きたがっていたことに心を打たれた。彼は、20歳でまだ3戦しかしていない僕のところへ来て、話しかけ、機会を与えてくれたんだ。1年目の僕はすごくアグレッシブだったけど、彼は落ち着けと言いにきたんじゃなく、君のしていることは立派だよって言ってくれた。今日、ニュースを聞いて打ちのめされた気分だった」

ロバート・クビサ(ウィリアムズ)

「昨日、セバスチャンがチャーリーと話しているのを見かけて、金曜日のドライバーズブリーフィングで会えるから邪魔しないでおこうって思ったんだ。それなのに、できなくなってしまったよ。すごく悲しい。彼はF1の象徴だった。常に信頼できるタイプの人だった。僕の思いは彼のご家族と共にある」

ロス・ブラウン(F1モータースポーツ部門マネジングディレクター)

「チャーリーとは私のレース人生を通しての仲間だった。メカニックとして一緒に働き、友人になって、世界中のサーキットで本当に多くの時間を過ごしてきた。知らせを受け、大きな悲しみでいっぱいになった。打ちのめされている。私個人にとってだけでなく、F1ファミリー、FIAそしてモータースポーツ全体にとって大きな損失だ」

ジャン・トッド(FIA会長)

「チャーリーの他界を知り、大きな悲しみに襲われている。チャーリーはかけがえのない偉大なレースディレクターであり、この素晴らしいスポーツの倫理と精神を具体化した人物だった。F1は誠実な友人とカリスマ的なアンバサダーを失ってしまった。私、FIAとモータースポーツコミュニティー全体の思いは彼のご家族、友人たち、そしてF1を愛するすべての人々と共にある」

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