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5度のF1世界王者であるルイス・ハミルトンはスラム育ちを示唆したことについて、幼少期に過ごした地元スティーブニッジの住人たちに謝罪した。

イギリス人ドライバー史上最も成功を収めたハミルトンは16日(日)、国営放送『BBC』の最優秀スポーツ選手賞の式典でマイクを握った。

モータースポーツ最高峰に上り詰めるまでを話したハミルトンは「何かしら違うことをやって、なんというか、スラムを脱出するっていうのが、家族として僕たち全員の夢だったんだ。あえてそう言っただけで、スラムではないんだけど。でも、そういう場所から抜け出して何かをやり遂げるということ」とコメント。

この発言が市民団体やソーシャルメディア住民から大バッシングを浴びたのだ。恵まれない環境からモータースポーツ最高峰にたどり着くまでの旅路をしばしば語るハミルトンは18日(火)、『Instagram(インスタグラム)』にメッセージを投稿し、自らのミスを認めて謝罪した。その後、投稿は削除されている。

「イギリスだけじゃなく、僕が育った場所であり、そこの出身であることを心から誇りに思い、今現在でも大好きな街、スティーブニッジの人たちにもメッセージを送りたい。僕がステージで犯したミスについて何かしら思うことがあれば、その感情を脇にどかしてほしい。抱えている必要のないネガティブなエネルギーだ」

「僕は自分の出身地を本当に誇りに思っているし、それをみんなにも分かっていてほしいと願う。僕は自分にできるベストな方法でそれを示しているつもりだ」

「完ぺきな人なんていない。僕はしょっちゅうミスを犯してしまうし、大勢の観衆の前では人生で長く歩んできた旅路を表現するのに正しい言葉を見つけようとするから特にそうなる。間違った言葉を選んでしまった」

「変な意味で使ったわけじゃないし、僕のことを知っていてくれる人たちならきっと、僕が常に愛情を持っていることを分かってくれていると信じている」

BBC年間最優秀スポーツ選手賞はツール・ド・フランスを制したゲラント・トーマスが受賞し、ハミルトンは次点だった。

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