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上位とその他のギャップは「容認できない」とブラウン

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2018年11月28日 « ハースF1は上訴しないことを選択 | アブダビテスト最終日:11月28日 »
© Clive Mason/Getty Images
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F1モータースポーツ部門のマネジングディレクターを務めるロス・ブラウンは、スポーツのトップ3チームと残りのチームの間にあるギャップを"容認できない"ものと捉えている。

2014年シーズンがスタートしてからメルセデス、フェラーリとレッドブルが全てのレースで勝利しており、その3チームと残りの間のパフォーマンスギャップが1周1秒を下回ることはまれだ。今年、その3チーム以外で表彰台に上がった唯一のドライバーは4月のアゼルバイジャンGPで3位になったフォース・インディアのセルジオ・ペレスだ。コンストラクターズランキングを4位で終えたルノー・スポールF1チームは、3位のレッドブルに297ポイントという差をつけられて1年を終えた。

「彼らは実質的に自分たちだけのチャンピオンシップでレースをしていたようなものだ。彼らとメルセデス、フェラーリ、レッドブルとのパフォーマンスギャップはあまりにも大きすぎる」とブラウンは述べた。「2017年も同様に、その7チームの中からドライバーが表彰台に上がったのは、非常に風変わりなサーキットのバクーだけだった。昨年はウィリアムズのランス・ストロール、今回はフォース・インディアのセルジオ・ペレスだ」

「123回の機会の中でたった2回というのは容認しがたいことだよ。とりわけ今まで以上に技術面や財政面の分裂が大きくなっている時機であるだけにね」

F1は2021年のレギュレーション改革によってその分裂を修正しようとしており、2023年には支出を1億5,000万ドル(約170億7,000万円)に制限するバジェットキャップを導入する予定だ。この問題は現在、スポーツのトッププライオリティーに位置づけられているとブラウンは述べた。

「われわれがFIA、そしてチームたちと力を合わせて取り組んでいる問題だ。それにF1の未来が懸かっているのだからね。多様なソリューションが出ており、このような状態をそう長く続けられないということをわれわれは認める必要がある」

「私は"他の"チャンピオンシップに言及して反感を買うつもりはない。ただ状況を描写しているだけであって、彼らのバトルは確かにスリリングだったよ。しかしながら、8位を巡るバトルでファンが心底興奮することは難しい」

「そうは言うものの、4位でフィニッシュし、進歩を確実に証明したルノー・スポールF1チームには祝福を述べたいし、わずか3年目にして5位になったハースF1チームの業績は素晴らしいものだ」

「過去2年間苦しんだザウバーは、ルクレールの才能のおかげもあって反撃に転じた。だが、なんといっても企業とチームの存続自体を脅かした深刻な問題のさなかでも、取り乱すことなくシーズンを通してハードワークを続けたフォース・インディアのメンバーに特別な言葉を掛ける必要があるだろう。フォース・インディアをグリッドにとどめることができ、安定した未来を保証できたというのが2018年で最も重要な出来事の1つだったと私は考えている」

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