
2018年シーズンにタイトルをかけて激しいバトルを繰り広げたルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルが最終戦アブダビGPを終えて"尊敬"の証としてF1ヘルメットを交換した。
この2年にわたり、ハミルトンとベッテルはドライバーズタイトルを争ってきたが、いずれのシーズンもメルセデスを駆るハミルトンがチャンピオンシップを制している。コース上では緊迫したライバル関係にありながらも、コース外では互いに尊敬の念を抱き続け、時には報道陣からの質問に相手を擁護して返答することもある。
メルセデスの公式『Twitter(ツイッター)』アカウントに投稿された動画にはアブダビGP後に2人がヘルメットを交換する姿が収められている。レースはハミルトンが優勝し、ベッテルが2位でゴールした。
The ultimate respect between racing drivers... @LewisHamilton #Seb5 #F1 #AbuDhabiGP pic.twitter.com/hHpSwWzkxS
— Mercedes-AMG F1 (@MercedesAMGF1) 2018年11月26日
「ドライバーたちの行動で名誉あるもののひとつだと思う。ドライバーとして僕らにできる最高の敬意の表し方だ。言うならばこれが僕らのジャージーだからね」と話すハミルトン。
レッドブルに在籍した2013年以降、ドライバーズタイトルを勝ち取れずにいるベッテルは「よかったね。5度のチャンピオンシップ制覇は素晴らしい偉業だし、僕がこれ以上ないように止められるよう願っている」と語った。
2018年シーズンにチャンピオンに輝いたハミルトンはキャリア通算5度目の選手権制覇を達成し、4回のベッテルを上回った。
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