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  • ブラジルGP - 金曜フリー走行1回目

フェルスタッペンが最速もトップ3は0.1秒差以内

Jim
2018年11月9日
© Lars Baron/Getty Images
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北中米の連戦から2週間、南下してブラジルへと乗り込んだF1一行は9日(金)、2018年FIA F1世界選手権第20戦ブラジルGP金曜フリー走行1回目のセッションに臨み、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを刻んだ。

アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ、通称インテルラゴス・サーキットにピレリが用意したのはミディアム、ソフト、スーパーソフトのドライタイヤ3種類。ミディアムは全体的に1セットもしくは2セットにとどめ、ソフトを4セットと他陣営よりも多く確保しているチームもあるが、どのドライバーもスーパーソフトを多めに希望している。

曇り空の下、気温20度、路面温度27度、湿度74%のドライコンディションで始まった初回セッションはレッドブルのダニエル・リカルドが先頭でコースに入り、フェルナンド・アロンソのマクラーレンマシンを借りてドライブのチャンスを得たランド・ノリスがストフェル・バンドールンと共にインストレーションラップを走っている。

マクラーレン以外ではザウバーがマーカス・エリクソンに代えてアントニオ・ジョビナッツィにプログラムを担当させ、フォース・インディアはセルジオ・ペレスに代わってニコラス・ラティフィがステアリングを握った。アロンソ、エリクソン、ペレスは初日後半のフリー走行からコックピットに戻る予定だ。

ほとんどのドライバーがシステムチェックだけでピットに引き上げる中、スーパーソフトタイヤを履いて始動したフェラーリのキミ・ライコネンが1分20秒666を記録し、最初にタイムシートに名前を刻んだが、1回のタイム計測だけでライコネンもガレージに戻っている。

無人となったインテルラゴス・サーキットをマクラーレン勢に加えてフォース・インディアのエステバン・オコンが周回するも、バンドールンとオコンは1周を追加して帰還してしまい、しばらくはノリスが一人でプログラムを進めた。数ラップを経て1分12秒312を刻んだノリスはソフトタイヤの評価に励んでいる。

セッション開始から20分が経過する頃にはライバルたちも走行プログラムに取り掛かり、唯一、コースに姿を見せていなかったメルセデス勢も始動して作業を開始した。各車ともラップごとにペースを上げており、1周の距離が短いインテルラゴスでは100分の数秒や1,000分の数秒の違いでポジションが入れ替わる。

ピレリに1セットのタイヤ返却が義務付けられている序盤40分の走行を終えて、1分09秒423を刻んだメルセデスのルイス・ハミルトンがトップに立ち、0.037秒差でフェルスタッペンが2番手に続いた。相棒に0.303秒遅れだったバルテリ・ボッタス(メルセデス)が3番手につけ、ボッタスと0.066秒のギャプで4番手にリカルドが並んでいる。フェラーリ勢はトップから0.5秒以上遅れてセバスチャン・ベッテルが5番手、ライコネンが6番手だった。

上位勢はレッドブルがインストレーションラップにミディアムタイヤを使っただけでスーパーソフトタイヤの評価に集中していたものの、セッション後半に入ってフェラーリがライコネンのプログラムをソフトタイヤに切り替えている。ベッテルは引き続きスーパーソフトで周回を重ねた。中団グループは前半にソフトタイヤを評価したチームが多く、スーパーソフトタイヤに履き替えて後半の走行に臨んだが、トロ・ロッソとマクラーレンのノリスはセッションを通してソフトタイヤの作業に専念し、バンドールンはソフトを試した後にミディアムタイヤの感触を確かめている。

スーパーソフトを継続した上位勢はそれぞれにベストタイムを更新しており、1分09秒011をマークしたフェルスタッペンがトップの座を奪い、0.049秒差でベッテルが2番手、ハミルトンは0.096秒のギャップで3番手に下がった。

終盤にかけては各チームともロングランに集中し、タイムシートに目立った変化は見られず。フェラーリ、ベッテル、ハミルトンが0.1秒差以内に連なった状態でセッションは終了を迎えた。

スーパーソフトを一度も履かなかったトロ・ロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが15番手、ブレンドン・ハートレーは18番手だった。

初日2回目のフリー走行は日本時間10日(土)2時にスタートする予定だ。

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