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失格はチームの責任と認めるハースF1

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2018年10月26日 « 批判は受け止めると神妙な態度のベッテル | 5度目の戴冠の先を目指すハミルトン »
© Charles Coates/Getty Images
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US GPでケビン・マグヌッセンが失格処分となったのは、ハースF1チームがランキング4位を巡るルノーとの戦いで燃料消費に関して"高すぎるリスク"を冒してしまったからだという。

1レースで使用が認められる105kgの燃料制限を170gオーバーしたとしてレース結果から削除されてしまったマグヌッセンは、"こんなのフォーミュラ・フューエルセービング"だと言って憤慨した。失格によってマグヌッセンは2ポイントを剥奪され、ルノードライバーのニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツが6位と7位でフィニッシュしたことにより、ルノーとハースの差は3戦を残して22ポイントに開いてしまった。

状況についてチーム代表のギュンサー・シュタイナーは次のように説明した。「高すぎるリスクを冒してしまっただけだ。オコン(フォース・インディア)を攻撃しようとしたがうまくいかなかった。パスしたとして、後から節約もできただろうが、われわれは攻め続けた。高すぎるリスクを冒してしまった。われわれの責任だよ」

ルノーとの戦いが原因で生じたミスなのかと問うと、彼は述べた。「戦いに激しすぎるものなどないというのが私の意見だよ。それが状況を面白くする。われわれはそのためにレースをしているんだ。われわれがこんなことをしてしまったのはそれが理由だろう――4位が安泰か、4位獲得が不可能な位置であれば、どうしてこんなリスクを取る必要がある?」

「レースとはそういうものだよ。レースはレースであるべき。私の持論だよ。われわれがハードに戦ったのは何かを成し遂げたかったからだ。やり過ぎてしまったけれどね」

終盤にチームはマグヌッセンとセルジオ・ペレス(フォース・インディア)がレースリーダーのキミ・ライコネン(フェラーリ)につかまり、パスされることを願っていたという。そうすれば周回遅れとなるからだが、ライコネンも終盤に燃料セーブを強いられていたようだ。燃料を節約するためにペレスを先に行かせ、安全に10位を守るというのは正しい方法ではなかったとシュタイナーは考えている。

「ライコネンは2周にわたって追いついていて、もう少しでわれわれを周回遅れにするところだった。しかし、彼も燃料セーブをしなければならなかったのだと思う。彼はもうアタックできなかった。ペレスにブルーフラッグが出ていれば、目標を達成できたかもしれない。だが、ブルーフラッグはちらついただけで、結局彼に出されることはなかった。ブルーフラッグというのは欲しい時に限って来ないものだね!」

「非常に短時間で多くのことが起きた。戦略と同じように、後から考えれば常に改善点が見つかるものだよ。私は弁解しようとしているのではない。われわれは高すぎるリスクを冒し、こうした結果を招いてしまった。だが、攻めるべきポイントというものがある。いつも黙って後ろを走り、出来事を眺めているわけにはいかないだろう? われわれは攻めて敗れた。責任は引き受け、前進し、ここではもっとうまくやろうとするだけだ。後悔はある。だが、自分たちの取った行動に悔いはない」

マグヌッセンは終盤のラップで要求に従って燃料をセーブしていたものの、チームがどれほど危うい状態だったかは知らなかったという。

「彼はするべきことをした。数字は見えないのだから彼の責任ではない。"リフト&コースト、リフト&コースト"としか言っていない。あとどれくらい必要か、数字を見ていたのはわれわれだ。ドライバーが十分な仕事をしなかったと責めることはできないよ。オーバーテイクされれば、"どうしてもっとプッシュしなかった"となるのだからね。そういう仕方のないものの1つだ。数字を見ているのは彼ではない、われわれだ。だからどうか彼を責めないでやってくれ」

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