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「不測の事態」を警戒するウォルフ

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2018年10月11日 « eスポーツでもメルセデス強し | 女性ドライバーはWシリーズ創設に複雑な反応 »
© Mark Sutton/Sutton Images
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ルイス・ハミルトンが5度目のワールドタイトル獲得に近づいているものの、まだ安心はできないとメルセデスのクリスチャン・トト・ウォルフがやや神経質になっている。

ハミルトンは次のオースティンでセバスチャン・ベッテルをさらに8ポイント引き離せば、チャンピオンシップ優勝となる。ここ2戦でメルセデスは続けて1-2勝利を飾っており、アメリカでもハミルトンを先頭に3度目の1-2を決めれば、ベッテルのリザルトに関係なく争いは決着する。

しかし、ウォルフは早すぎる祝福を警戒し、ちょっとしたけがや技術的トラブルでも起きれば、チャンピオンシップの流れはすぐに変わってしまうと神経をとがらせている。

「異常事態はどこででも起こり得る」と彼は述べた。「1回でもDNF(リタイア)があり、悪いリザルトに終われば、ポイントリードなど一気にそがれてしまうよ。一般的見地から、そんな可能性はまずなさそうに見えることは分かっているが、これはモーターレース、スポーツだからね。どんなことでも起こり得る」

「彼が指でも骨折したらとか、そんなことは考えたくもないよ。モーターレースでは何があってもおかしくない」

「こうしてくよくよ考えるのもまた縁起が悪そうだ。だから、とにかく仕事をやり遂げよう――オースティンへ行き、ほころびのないレース週末を過ごし、それでチャンピオンシップが取れれば何よりだ」

ハミルトンのタイトル争いは過去4戦の4連勝で急加速した。しかし、チームはフェラーリとのギャップをあまり気にしていなかったとウォルフは言う。

「われわれのやろうとしていることは、真剣に自分たちを見つめることなのだと思う。彼らは(ベッテルが最後に勝った)スパ・フランコルシャンで非常に素晴らしい週末を見せた。そしてわれわれは今のような期待に沿うパフォーマンスを出せなかった」

「それ以来、われわれは懸命にパッケージの最適化に努め、最善の作業をクルマに施し、ドライバーたちはそれに乗って最善の仕事をしようとした。その戦術は正しかったと判明している」

「どういうわけか、誰もフェラーリの位置やチャンピオンシップの展開を気にしていない。どの週末も同じように捉え、最後にわれわれが勝ったのだと言える状況に導かれることを願っているだけなんだ」

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