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ハースF1、紳士協定を破ったルノーを非難

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2018年9月13日 « 2019年のシート獲得を諦めないと誓うオコン | なぜザウバーとの問いに「いけない?」とライコネン »
© Mark Sutton/Sutton Images
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イタリアGPでルノー・スポールF1チームがロマン・グロージャンのマシンに抗議したのは、F1チーム間に存在する紳士協定に反する行為だとハースF1チームのギュンサー・シュタイナー代表は考えている。

グロージャンのマシンはモンツァで6位フィニッシュを果たしたが、ルノーがフロアの寸法について抗議した後、失格とされた。チームはこの件を巡る状況の複雑さをスチュワードが理解していないと主張して上訴しており、11月上旬にFIAの控訴裁判所でヒアリングのための日程が組まれた。

しかし、当初の裁定の複雑さは別として、F1チーム間には抗議を予定している場合にはライバルたちが対応できるよう、レース前にそれを知らせるという紳士協定があるとシュタイナーは言う。

「私の見解では、レース後に抗議がなされたのはかなり昔にさかのぼるはずだ――(最後のものから)長い長い時間がたっている」と彼は述べた。「少々驚いたかな。いや、そうでもないか。私に何ができるというのだ?」

「私なら同じことはしなかっただろう。先例に従って行動しただろうね。だがルノーは(コンストラクターズ選手権での)4位をオーバーテイクされるわけにはいかない立場にいる。そのため、何かしなければならないと考えたのだろう。さもなければ5位に終わってしまうのだから」

チーム間にそうした特定の紳士協定があるのかと尋ねるとシュタイナーは述べた。「その通りだ。(レース前に)これを直さなければわれわれは抗議すると言っておくのが筋だ。それについて私は話しているんだよ。最後にこんなことが起きたのは、私が来る以前の話だからね」

「なぜ彼らがそうしたのかは分からない。まあ、いろいろあるのだろう。ルノーは自分たちに必要なことをした。だが、内心それを疑問に思った者は多いはずだ。それは当然だよ」

スチュワードはモンツァでの当初のヒアリングでハースF1の立場を完全に理解していなかったとシュタイナーは考えており、控訴審では詳細について全てをつまびらかにできることを願っている。

「レギュレーションの受け取り方から、解釈、曖昧さや情報伝達の問題が入り交じっていて――非常に複雑になっている」と彼は述べた。「われわれの説明しようとしたことをスチュワードは理解しきれていなかったと思う。彼らはわれわれを失格にしたが、控訴審ではもっと理解してもらいたいし、最初からの流れを説明する時間をもらいたい」

成功する可能性について聞かれ、シュタイナーは付け加えた。「フィフティ・フィフティだ。どちらにも転ぶ可能性がある。必ず勝訴する自信があるなどとは決して言えないよ。どうなるかなど誰にも分からないからね」

「裁定はわれわれがどうこうできるものではない。弁護人や技術者たちにプロセス全体について正確な状況を説明してもらい、なぜああなったのか、そして彼らが何を誤解したのかを理解してもらえるようベストを尽くすまでだ。しかしまた、私は判断する側ではない。自分で決められるわけではないのだから、どちらの可能性もあり得るフィフティ・フィフティの状況と言うしかあるまい」

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