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ルノーに向かうという現実は見えているとリカルド

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2018年8月31日 « 事故後、背中の痛みに見舞われたアロンソ | あまりに「無情」なオーダーはないと信じるボッタス »
© Mark Thompson/Getty Images
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2019年にルノー・スポールF1への移籍を決めたダニエル・リカルドは思考をすでに長期的な視点に切り替えているという。

今シーズン末でレッドブルを離れるというリカルドの発表はF1界に激震をもたらした。それをきっかけとしてドライバーマーケットに大きな影響が出ている。その決断は彼が7勝を挙げた――うち2勝は今年のもの――チームを去り、ワークスチームとして2016年に復帰して以来、一度も表彰台を記録していないチームに行くということを意味する。

ファクトリーチームとなったルノーはゆっくりとした進歩を見せているものの、V6ターボ時代になってからずっとレッドブルに競争力や信頼性に富むエンジンを提供できずにいる。そのためにレッドブルは2019年にHondaへとサプライヤーを変更することになった。

"サイン後ブルー"に悩まされてはいないかと確認され、リカルドは答えている。「いや、ないよ。現状、組織としてはレッドブルの方が強いのは分かっている。僕はもっと長い目で見たプロジェクトに気持ちを切り替えたんだ。イエローのものにね」

「サインした時はすっきりした。自分がどこへ向かうのかは分かっているよ」

彼の選択にレッドブルは仰天した。ハンガリーGPが終わった段階で、チームは彼が契約を更新すると信じて疑っていなかったからだ。ところが数日後、リカルドはヘルムート・マルコに電話をかけ、決断を伝えたという。

発表後の初めてのレースとなった先週末のベルギーGPで、リカルドはこれまでと比べて大きな違いは感じなかったと述べた。

「気まずさはほんっとうに最小限で済んだから、良かったよ。木曜日には、チームやメディアからある程度そういうものがあるかなと思っていたんだ。でも、記者会見の席でも割とみんなおとなしくて、深く突っ込んでくる人はあまりいなかった。みんな敬意を持って接してくれて、理解してくれているみたいだった。週末の前にクリスチャン(ホーナー)や他の人たちとファクトリーで会う機会があったんだ。その時に何人かとは話すことができた」

「メカニックや他の人たちも理解を示してくれたんだ。理由が個人的なことじゃなかったのが大きいのかもね。メカニックの誰かにムカついて、"辞めてやる!"っていうんじゃないから。F1ではドライバーであれ、メカニックであれ、エンジニアであれ、移動はしょっちゅうだ。チーム移籍なんてよくあることだから、誰にでも関係あることなんだ。すごくスムーズだったよ。そういうレベルの尊敬心や成熟性が見られてすごくうれしかった」

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