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レッドブル、リカルド後任を検討中もアロンソ起用は否定

Jim
2018年8月9日 « アリソン、選手権の勝者は開発競争を制す者 | リカルドの心が離れている兆候はあったとホーナー »
© Dan Istitene/Getty Images
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レッドブルを率いるクリスチャン・ホーナーは行く先々で"騒動"を引き起こしてきたとの理由から、今季をもってチームを離れることになったダニエル・リカルドの後任としてフェルナンド・アロンソと契約することはないと主張した。

リカルドが2019年シーズンに先だってレッドブルからルノーへの移籍を発表したのは先週のこと。これにより、マックス・フェルスタッペンの残留は既定ながらレッドブルのレースシートにはひとつの空席ができたが、ホーナーは後任決定を急いでいないと言う。

ただ、ホーナーは現在の所属チームであるマクラーレンでのF1キャリアを決心しているアロンソを除外することはできると強調している。

F1公式ポッドキャスト『Beyond the Grid(ビヨンド・ザ・グリッド)』で「フェルナンドのことはとても尊敬している。偉大なドライバーであり、素晴らしいドライバーだ。しかし、(アロンソのレッドブル加入を)考えるのは非常に難しい。彼はどこへ行こうともちょっとしたゴタゴタを引き起こす傾向にある」と語ったホーナー。

「フェルナンドの加入がチームにとって最も健全かどうかは分からない。そのため、われわれの希望としてはキャリアの終わりに近づいてるドライバーを取るよりも若手に投資し続けたい」

レッドブルはカルロス・サインツとピエール・ガスリーという才能あるドライバー2人を契約下に置いており、フェルスタッペンの相棒候補であることは明白だ。サインツは現在、ルノーにレンタル移籍中だが、来年に関してはレッドブルがオプションを行使することができる。今年、ジュニアチームのトロ・ロッソでドライブしているガスリーは強力なポイントフィニッシュを何度も達成していることから、レッドブル昇格の可能性はある。

「どちらも非常に速いドライバーだ」と明かすホーナーは「いずれにしても彼らは夏の終わり、あるいはそれ以降も契約下にあるため、われわれにとっては一息つくチャンスとなる。自分たちが持つ選択肢を精査し、チームのために確実に適切な判断を下せるようにするだけだ」と続けた。

「2013年にマーク・ウェバーがいなくなった時のことを覚えている。最悪なことになりかねず、キミ・ライコネンを検討し、すべてのドライバーを考慮したものの、最終的にはダニエル・リカルドかジャン-エリック・ベルヌのいずれかという明確な決断に至り、最後はダニエルということになった」

「当時、われわれが抱えていた彼に関する懸念はレース技術。というのも、彼が誰かと競っているところを見たことがなかったからだ。すでにマシンに対する適正はあったものの、皮肉にも、マシンに乗った瞬間から彼がオーバーテイクの虜であることが発覚した! つまり、実際に誰かにチャンスを与えてマシンに乗せてみるまで判断するのはとても難しいということだ」

リカルドの一報がもたらされた当日について言及したホーナーはチームに決断を急ぐ必要はなかったと述べた。

「幸い、われわれには契約のあるドライバーが複数おり、彼らは素晴らしい才能を持っている。そのため、落ち着いて状況を評価すればいいと思ったし、ドライブするにはすこぶる魅力的なマシンなので、(この状況になった今)突如として何が出てくるのか見てみればいいと思う。リクエストもオファーも少なくないはずだ」

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