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マイアミでのレースは2020年まで延期

M.S.
2018年7月24日 « 選手権4位に自信を見せるハースF1 | ウエットの選択に驚いたガスリー »
© Mark Thompson/Getty Images
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交渉とプランニングが困難になっていることから、F1は来年の開催を企図していたマイアミでのグランプリを延期した。

マイアミは5月に行われた投票で、ストリートレースを開催する10年契約をF1と交渉することを決定していた。しかしながら、これらのプランに地元から反対の声が上がり、先週にはフロリダ州のリック・スコット知事に公的資金の投入を求めることなどを含む主要な議論が市の委員会の夏休み後まで先送りされることが決まっている。

この遅延を受け、F1はローカルレベルでこのプランがまとまるよう、来年はマイアミでのグランプリを開催しないことを発表した。現地23日(月)に発行されたリリースにて、F1の商業部門のトップであるショーン・ブラッチズは来年に"可能な限りベストなホイール・トゥ・ホイールのレース体験"を実現するだけの時間がないと述べている。

ブラッチズは今回の成り行きはF1がマイアミでのイベントに"長期的な見方"をしているためだと強調するとともに、今もF1を"アメリカ、特にマイアミに"展開していくことに注力していると話した。

市の委員会による議論の遅れが今回の決定につながったとは言え、リリースの中では主たる問題がサーキットレイアウトであることが明言されている。ブラッチズはただ契約を成立させるために次善のレーストラックに甘んじたくなかったと明かした。

交渉が始まって以来、サーキットレイアウト案は複数回にわたって変更されてきた。当初のデザインは現ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトン(メルセデス)に批判され、後にNBAのマイアミ・ヒートの本拠地であるアメリカン・エアラインズ・アリーナ周辺の土地に関する論争を受けて変更されている。

今回の決定によって、F1はかつて2013年と2014年のカレンダーに掲載されたグランプリ・オブ・アメリカの轍(てつ)を踏まずに済むだろう。ニュージャージー州のウエスト・ニューヨークやウィーホーケンで開催されるはずだったこのレースは結果として両年ともキャンセルに終わっている。

10月に組まれていたマイアミでのファンフェスティバルは予定通り実施されることになっている。

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