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ベッテル、F1のペナルティシステムに不満をこぼす

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2018年7月6日 « 自分はマクラーレンの支配者ではないとアロンソ | タイトルをあきらめずも状況は厳しいとリカルド »
© Charles Coates/Getty Images
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オーストリアGPで3グリッドの降格を命じられ、可能性もあった勝利を失ったセバスチャン・ベッテル。F1のペナルティシステムはもっとフレキシブルであるべきだと彼は訴えている。

ベッテルは予選Q2でカルロス・サインツを妨害したとしてペナルティを科され、6番グリッドに後退した。どちらにもダメージはなく、2人ともQ3には進んでいる。もし、彼が当初の予選順位通りに3番グリッドからスタートしていれば、メルセデス2台のリタイアに乗じ、レースウイナーとなったマックス・フェルスタッペンより前でのフィニッシュもあり得たかもしれない。

今週末のイギリスGPを前にペナルティについて尋ねられたベッテルは、一貫した罰を与えようとFIAが躍起になるあまり、コース上の全てのインシデントが過剰に精査される状況になってしまったと述べた。

「僕はこのペナルティのやり方が好きじゃないんだ」と彼は述べた。「過去にも言ったはずだけど、それは確かに僕たちドライバーの責任でもある。金曜日の午後に(ドライバーブリーフィングで)判定や一貫性についていっつも文句を言っていたからね」

「僕が思うに、モータースポーツっていうのは黒か白じゃないんだから、毎回判定が同じなんてあり得ないはずだ。それを毎回決めなきゃならない必要性が見いだせないよ。でも、スポーツはそうなってしまった。今は全てのインシデントを調べなきゃならない。どういうわけかレーシングインシデントっていうのはもう許されなくなってしまったんだ。それで分厚いルールブックが出来上がる」

「見出しに"レースをしてはいけません"って書いてあるんじゃないかと思うよ。時々そういう気分になる。この前の予選の状況では、誰も痛手を被っていない。カルロスは問題ないと言ってくれたし、ちゃんと理解してくれて、すごく落ち着いてた。それなのに僕はペナルティだ。もちろん、僕は気分が悪かったし、シーズン中には他の誰かも気分を害することになるだろう。とにかくああいうのは全部不要だと思うな」

「ついカッとなったとかでクレイジーなことをするんじゃなく、限界を攻めていてミスをすることもある。どこでもそういうことが起きている。何でもかんでも審議されるのがトレンドみたいになっているんだ。その言葉、大嫌いなんだよね」

オーストリアの場合、サインツの接近についてチームから警告されていなかったことが原因だったが、チームのことは全面的に信頼しているとベッテルは言う。

「もちろん、あれはチームによるエラーだ。責任を他になすりつけるのは好きじゃない。ペナルティについては何度も説明したはずだよ。ああいう瞬間は普通ならどうするべきか分かっている。教えられているはずだからね。前回の場合は教えられていなかった。でも、こういうことは起こるものだよ」

「僕らにはいいシステムがあるから、再発しないように確認している。それが僕の見解。こういうことは僕らにも起こるし、他の人にも起こる。それもスポーツの一部なんだ。他の人とコースを共有していれば、誰かの邪魔をしてしまうことだってあるだろう」

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