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元F1ドライバーにして解説者のマーティン・ブランドルが、フェラーリはもはやキミ・ライコネンにセバスチャン・ベッテルの効果的なチームメイトであることを期待できないと話した。

カナダGP予選の終盤、ポールポジションがすぐそばに見えていたときにライコネンはミスを犯した。決勝ではベッテルがポール・トゥ・ウインを決めた一方、ライコネンは予選順位より一つ下である6位でレースを終えている。

ライコネンの契約が今季末で終わりを迎える中、『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』のメイン出演者の一人であるブランドルは、フェラーリが近い将来にコンストラクターズ選手権で勝利したいなら、出すべき結論は明快だと話している。

ブランドルは毎週更新しているブログに「フェラーリはキミに懸念を抱くべきだ。彼が最も人気のあるドライバーの一人であることは知っているが、予選でまたもミスを犯し、日曜日にはチームメイトからおよそ30秒近くも遅れてフィニッシュした」とつづった。

「であれば彼らはどこへ進むべきか? 私見だが、キミは旅路の終わりに達した。彼は今も時おり真のスピードをひらめかせるが、要求されるレースペースを絶え間なく届けることはもうできない」

「また、セブ(ベッテル)の援護射撃もできていない。コンストラクターズチャンピオンシップで勝利することはフェラーリにとってきわめて需要。彼らは酔狂でタイトルリストをロードカーのダッシュボードに刻んでいるわけではない。今の時代にレッドブルやメルセデスを倒して優勝したければ、来年はベッテルの隣にリカルド(レッドブル)かルクレール(ザウバー)のようなドライバーが必要だ」

ブランドルはザウバーのルーキーであり、フェラーリのジュニアドライバーとして昨年のF2を制したルクレールに特別な賛辞を送った。印象的な走りを続けたルクレールはアゼルバイジャン、スペイン、カナダのレースでトップ10圏内に入り、これまでに10ポイントを集めている。

「シャルル・ルクレールは本物だと思う。彼はアロンソ(現マクラーレン)やウェバーがミナルディで、セナがトールマンで、シューマッハがジョーダンでやったように、ザウバーのマシン以上のパフォーマンスを見せている。彼はとても目立っているし、1カ月前のスペインは本当に印象的だった。彼はフェルナンド・アロンソに対して引けを取らなかった」

「彼には間違いなくF1の才能があるし、完璧なパッケージのように見える。たとえ、F1グリッドに立つ彼の写真がびっくりしたハリー・ポッターみたいに見えるとしてもね。フェラーリが若手ドライバーでリスクを取ることは多くないが、世代間で交代が起こりつつある。フィールドは3つに分かれていて、フェルナンドやキミが一端におり、グロージャンやヒュルケンベルグが中間グループで、若い野心家たちのグループがある。フェラーリも窮地に追い込まれることは望んでいないのだ」

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