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ハートレー、「今のところはすべてポジティブ」

Nobu / Jim
2018年6月10日 « 感触はいいとルクレール | ペースを引き出し3番手に食い込んだフェルスタッペン »
© Mark Thompson/Getty Images
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現地9日(土)、シーズン第7戦カナダGP予選に挑んだトロ・ロッソはブレンドン・ハートレーが12番手につけるも、ピエール・ガスリーは16番手でQ1敗退を喫した。

土曜フリー走行もハートレーは12番手タイムを残しており、ガスリーは15番手にとどまっている。

ブレンドン・ハートレー

「今日の自分の仕事、それから週末を通じてマシンを正しい位置に持っていくためのチームとしての働きには本当にハッピーだ。この週末はだいたい12番手という位置にいて、最後のラップでは0.1秒は縮められたかもしれないけど、グリッドのさらに前方やQ3進出はちょっと難しかったと思う。ここのサーキットではドライビングを本当に楽しんだよ。バンプ、縁石、壁への接近など、いろんな特徴がある。モナコでの週末もいい感じがしたけど、Q1では混乱してしまってQ2進出を逃したから、モントリオールでいい結果になってうれしい。明日に向けてとても楽観しているよ! アップグレードの成果は予選ではよかったし、ここ最近は苦しんでいたレースではもっと前進すると思う。バトルをしてトップ10に割り込んでいくことを期待している。今のところ本当にすべてがポジティブで、ここでの過去のレースをみると、たくさんのことが起こるから、集中してポイントを持ち帰るようベストを尽くすよ」

ピエール・ガスリー

「今日はすごく不運だった。FP3までは全て有望だったんだけど、パワーユニットに問題があって、古いバージョンに戻したんだ。残念ながら直線スピードがすごく重要なカナダのようなコースでは、それがかなり高くついた。タフな予選になってしまったし、これだけ小さなマージンでQ2を逃すのはいつだってイライラするよ。ポジティブな面を見れば、Hondaがカナダに持ち込んだアップデートはすごく進歩している。これまでのところとても効果が出ているから、できるだけ早く僕のクルマに戻してもらえるのが待ち切れないな! 明日はタフな1日になりそう・・・でも、どんなことにもトライするから! カナダでは何があってもおかしくない。チャレンジングなコースでミスをするのは簡単だ。だから、もしかしたら僕にもチャンスがあるかもしれない」

ジョディ・エギントン(テクニカルディレクター代理)

「昨日、生産的な1日を過ごした後、エンジニアたちは夜を徹して今日のために必要なセットアップ変更に取り組み、その結果としてマシンバランスが改善したと言って公正だと思う。どちらのガレージもベースラインのセッティングは必要なところに来ていたので、今日のセッションにおける一番の焦点はアウトラップでのタイヤの準備に取り組むこと、それからブレーキバランスやディファレンシャル、さまざまなパワーユニット関連のパラメーターの微調整だった。両ドライバーのコメントから一発のラップを走る上でフロントタイヤの準備をさらに調整しなければならないということだったが、それを除けばマシンは適切な状態だった。残念なことに、セッション終了間際にピエールのパワーユニットに問題があることを特定したので、不必要なリスクを避けるため、旧型のユニットに戻して予選に臨むことにした。Hondaの面々とうちのメンバーは通常の予選準備に対する影響を最小限にしつつ、予選までにパワーユニットを交換するという最高の仕事をやってのけた。計画していた予選プログラムはプッシュしてクールダウン、そしてプッシュするアプローチだったが、ここはラップが短いため、とりわけQ1ではトラフィックの管理が通例となる。残念ながら、ブレンドンは最初のランの1周目に若干妥協を強いられてしまったものの、2回目のアタックラップではトラフィックの影響を受けず、2回目のランも同様だった。ピエールの最初のランはラップ序盤のアンダーステアがひどくて苦しんでいたが、2回目のアタックラップは良くなっていたのでその時点では2台ともQ2に進めるだろうと踏んでいた。しかしながら、ピエールは最初のランを終えた後に計量に呼ばれてしまい、そこで費やした時間を考えるに2回目のランに間に合わせるにはかなりのプレッシャーがあった。プッシュ、クール、プッシュのプランは非常に厳しいかもしれないと思ったが、残念なことに、どうにも達成できず、1回のタイムラップにとどまっている。タイヤにとっては最適のアプローチと言えず、彼に関してはQ2に進めなかった。ピエールのことを思うと私もがっかりだ。今日の彼はマシンの力を最大に生かす一番のチャンスを得られなかった。それでも、ブレンドンがスムーズな予選を過ごして何度か強力なラップを披露しながら12番手につけたことをうれしく思う。もう少しポテンシャルはあったと思うだけに全体としては複雑な気持ちだ。今は明日のレースのことに切り替えている。今夜はタイヤをどう使うのがベストか、レースでドライバーたちをどうやって前進させ、めぐってくるチャンスを最大に生かしていけるかを考えていく」

田辺豊治氏(ホンダR&DヨーロッパU.K. F1テクニカルディレクター)

「ブレンドンがあと少し及ばずにQ3に進めなかったものの、12番グリッドから強力なレースを期待できると思います。今朝のフリー走行終盤、ピエールのエンジンがパワーを失っていることが分かりました。予防措置としてユニットそのものを交換することに決めました。ピエールが予選で使ったパワーユニット(PU)は旧型のユニットなので、今回のレースに持ち込んだアップデートが反映されたものではありません。ピエールはすでに使用していたPUを使うため、今回の交換に伴うペナルティはありません。問題の原因についてはこれからしっかりと分析していきます。パワーユニットを交換し、ピエールの出走をQ1に間に合わせてくれたHondaとトロ・ロッソのメカニックたちは本当によくがんばってくれました。こういう状況ですので、彼がQ2に進めなかったことはよく理解できます」

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