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グリッドペナルティ回避を祈るリカルド

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© Mark Thompson/Getty Images
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レッドブルが今週末のカナダGPで予想したグリッドペナルティをどうにか回避できないかとダニエル・リカルドは考えている。

前戦のモナコではレースの大半でエンジントラブルを抱えながらもセバスチャン・ベッテルを抑えて見事な勝利を飾ったリカルドだが、そのために重い対価を払うことになりそうだ。彼のマシンはMGU-Kの問題で大幅なパワーロスに苦しんでいた。MGU-Kはブレーキングでリアアクスルからエネルギーを回生し、ストレートでデプロイするコンポーネントだ。

2018年に厳格化されたF1のエンジンルールによって、各ドライバーがシーズン中に使用できるコンポーネントには制限がある。リカルドのマシンはモナコ以前に中国GPのフリー走行でエンジンの同じ部分に問題を起こしており、レッドブルは彼がモントリオールで3基目のMGU-Kを投入しなければならないのではないかと恐れていた――それは自動的に10グリッドの降格ペナルティを意味する。しかし、中国でトラブルを起こしたコンポーネントをチームは再利用することになり、リカルドはそれがクリーンな週末を過ごせるだけの信頼性を見せてくれるよう祈っている。

今週末にペナルティを予想しているかとの問いに彼は述べた。「今のところはノーだ。もちろんプラクティスで何か起きたら、たぶん受けなきゃならないだろうけど、今日の段階での答えはノーだよ。今はまだ十分なパーツがあって、それが信頼性を見せてくれれば、今週末はずっとそれを使い続けるつもり」

モンテカルロでシーズン2勝目を挙げたリカルドは、波に乗った今の調子と、ジル・ビルヌーブ・サーキットの特徴から、どうにかしてフランスGPまでエンジンペナルティを先送りできないかと考えている。

「ポール・リカールでは避けられないかもしれない。ここでのペナルティのうわさを聞いた時は、ポール・リカールなら甘んじて受けるけど、ここではやめてって思ったんだ」

「ここはオーバーテイクがものすごく難しいサーキットだ。それに、せっかくこんなに絶好調なのにペナルティを受けてしまったら、少し失速してしまう気がする。今週末を回避できるんなら、他の場所でそれを引き受けるよ」

レッドブルのチーフカーエンジニアを務めるポール・モナガンは、モナコのMGU-Kの再利用は難しいと認めている。

故障したコンポーネント状況について彼は説明した。「使用可能という表現はしがたいね・・・ハッピーではないよ! 中国でトラブルを起こしたものはまだ生きている。だからペナルティは受けなかった。週末を始めるにあたっては大丈夫なことを祈り、魔よけのおまじないをしよう。こればかりは様子を見るしかない」

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