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マイアミ、日曜朝のレースを検討

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2018年5月25日 « FIAがピレリにタイヤの呼び名の単純化を要請 | 残留に必要な要求は満たしているとボッタス »
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マイアミが提出したF1GPのプロポーザルにはレースを日曜日の朝に開催し、ワールドワイドな視聴者を集めようという案も含まれていた。

今月始めにマイアミ市の委員会は来年中に市街地レースを開催するというF1計画を承認した。これにより、市とマイアミ・ドルフィンズのオーナーであるスティーブン・ロスが率いるイベントオーガナイザーたちは、2019年から2028年までの契約条件についてF1マネジメントと自由に交渉できるようになった。

レース自体の詳細はまだ曖昧な部分もある。サーキットレイアウトがソーシャルメディア上に出回ったが、『ESPN』が知る限り、これはまだ草案だ。提示されたサーキットにあるアメリカン・エアラインズ・アリーナ――マイアミ・ヒートの本拠地――周辺のエリアではちょっとした論争も持ち上がっており、最終的なレイアウトでは変更される可能性もある。

プランナーたちはビジネスやホームオーナーといった地元組合からの反対を積極的に避けたい考えで、サーキットがあまりダウンタウンに入り込みすぎないよう配慮しようとしている。現在のルートがブリッジを渡り、ポートエリアを巡るものとなっているのはそのためだ。

もしグランプリが来年のカレンダー入りを果たすとすれば、時期はオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズでUS GPが開催される前の10月になる可能性が高そうだ。伝統的にF1のレースは午後の早い時間帯にスタートするのが定番だったが、近年はシンガポール、バーレーンやアブダビのように夕方に始まり、照明の下でのレースも増えてきた。

予定されているサーキットレイアウトの大半が位置する地区のコミッショナー、ケン・ラッセルによると、マイアミはできるだけ多くの視聴者を集めるために、それとは逆の手法を選ぶことも考えているいう。

「私が受け取った(計画)デッキのレース紹介や構想には、モーニングレースという提案があった。世界の放送時間を考えると、マイアミのモーニングレースはヨーロッパでは午後にあたり、アジアではプライムタイムのレースになる」とラッセルはESPNに述べた。「モーニングレースにはナイトタイムほどの視覚的エキサイトメントはないかもしれないが、それでもここならばスカイラインなど本当に印象的な背景が用意できる」

レースを朝にすれば、現地的にもNFLのサンデーナイトゲームとバッティングすることを避けられる。10月中旬といえばNFLシーズンの真っ最中だ。ロスの所有するドルフィンズはビスケーン湾の北、マイアミ・ガーデンズにあるハードロック・スタジアムを使用しており、その湾岸エリアでレースが予定されている。

本当にF1レースが来年のカレンダーに載った場合、それを皮切りにマイアミは6カ月の間、スポーツで大いに盛り上がることになる。2020年にはハードロック・スタジアムで2019年のNFLチャンピオンを決める第54回スーパーボウルが開催されることが決まっている。マイアミが最後にスーパーボウルの舞台となったのは2010年のことだ。

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