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レースのタイヤレンジに「もっとサプライズを」とリカルド

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2018年5月18日 « 私がマクラーレンのリーダーだとブーリエ | グロージャンは立ち直るとシュタイナーが太鼓判 »
© Mark Sutton/Sutton Images
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ダニエル・リカルドはレースを盛り上げ、チームの戦略オプションを広げるためにピレリが予選専用タイヤを準備することを検討すべきだと考えている。

スペインGPはイタリアのタイヤメーカーが週末に持ち込んだ最も柔らかいタイヤが予選向きではないという変わった特徴を見せた。それに伴い、レースの戦略オプションが制限されるという連鎖反応も起きている。グリッドに並ぶ20人のドライバーのうち、2人を除く全員がスーパーソフトの使用を完全に避け、ピットストップではソフトとミディアムのみを使用した。

ピレリは次のモナコGPでサイドウオールにピンクのラインを入れた最も柔らかいハイパーソフトタイヤをデビューさせる。それをグランプリ週末の定番にすることを考えるべきだとリカルドは言う。

「全てのレースでハイパーソフトを使えるようにしたらダメなのかな?」と彼は述べた。「あるいは少なくともそれで予選をやって、後から考えるようにすればいいのに。でなきゃせめて予選タイヤを用意して、レースではもっとチャンスを作り出せるように違いの大きなタイヤを使えるようにするとか」

「トップ6にとっては(バルセロナの)金曜日の段階から、ソフトで予選をやって、ミディアムで1ストップにトライするっていうのは明白だった。それは秘密でも何でもない。そういうことだと思う――もっとオプションを増やし、サプライズを増やすことを考えるべきだよ。だって今は予想がちょっと簡単すぎる」

中国でのリカルドの勝利は、レース中に3種類のコンパウンド全てを使って手に入れたものだった。この時ピレリは持ってくるレンジを並び通りではなく、1種類飛ばして選択した。まずはミディアムとソフト、そしてもう1つはスーパーソフトではなく、もう一段階柔らかいウルトラソフトを週末のオプションに選んでいる。

こうしたタイヤ選択方針をもっと増やすことについて、ピレリの自動車レース責任者マリオ・イゾラはオープンな考えだ。

「ドライバーたちと少し話をしたのだが、とても面白かったよ」とイゾラは述べた。「彼らは将来について多くのアイデアを持っていた」

「興味深い提案もある。彼らは中国のタイヤ選択を喜んでいた。ソフトとミディアムの違いは時に1秒以内のことがあるので、その場合にレベルを飛ばすという考え方ができる。例えばハード、ソフト、ウルトラソフトといった感じだ」

「これについて考えられる影響を理解するため、シミュレーションをしてみることも可能だろう。レンジ内には6つのコンパウンドがあるため、中国のようにレベルを飛ばすという柔軟性を持つことができる」

「ただし、こうした状況で予選用としてハイパーソフトを使うことは可能だが、現行のレギュレーションではレースでそれを使うことが義務づけられてしまう。それは楽ではないよ。全ての可能性を考慮しなければならない」

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