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バルセロナテスト初日:5月15日

Jim
2018年5月16日 « バトンがNASCARのレジェンドとヘルメット交換 | フォース・インディアを初ドライブしたラティフィ »
© David Ramos/Getty Images
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スペインGP閉幕から2日後の15日(火)、再び全10チームがカタロニア・サーキットに勢揃いしてバルセロナテストに臨み、初日はレッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。

2018年は全4日間のインシーズンテストが予定され、今回のバルセロナテストは16日(水)までの2日間、8月に開催されるハンガリーGP終了後に2日間のテストセッションが予定されている。テストは4日間のうち少なくとも2日間はグランプリ経験が3回未満のドライバーを起用しなければならず、レギュラードライバーに混じってジュニアドライバーらに走行機会が与えられるケースが多い。

フェルスタッペンがマークした最速タイム1分17秒528は先週末の予選タイムで見ると7番手に相当し、フェルスタッペン自身が刻んだ予選タイムよりは0.7秒も遅い。フェルスタッペンは次のモナコGPで初めて実戦投入される予定のハイパーソフトタイヤを履いてベストタイムを記録しており、ピレリが今シーズンに用意したコンパウンドでは最も柔らかいタイヤだ。高速コーナーの多いカタロニア・サーキットに合わせて設計されたものではないが、バルセロナの最終セクターにあるツイスティな部分はモンテカルロのパフォーマンスにある程度のアイデアをもたらすだろう。

カルロス・サインツもルノーにハイパーソフトタイヤを試し、フェルスタッペンに0.034秒差のタイムを残して2番手につけた。こちらはスペインGP予選のタイムに比べてコンマ数秒改善している。

ソフトタイヤで3番手タイムを刻んだフェラーリのセバスチャン・ベッテルはソフトとミディアムのタイヤセットを使って中程度のスティントを何度か走っていたが、タイヤの表面にブリスターが発生したため、ピットに引き上げた。フェラーリはピレリがスペインに用意した薄いトレッドのタイヤがライバルのメルセデスに合っていた可能性をほのめかしていたものの、ピットに戻ってきたベッテルのタイヤを見て判断する限り、トレッドの厚いタイヤが使用されていればピレリが懸念していたオーバーヒートを引き起こしていた可能性が高い。ピレリはオーバーヒートやブリスターの発生を回避するため、トレッドを薄くしたタイヤを持ち込んでいた。

ハースF1のロマン・グロージャンが午前のセッション中にハイパーソフトタイヤでマークしたタイムは1日を終えても4番手に食い込んでおり、フェルスタッペンのトップタイムから0.921秒遅れだった。フォース・インディアの作業を担当したニコラス・ラティフィは終盤にセクター1のファステストを記録したものの、ラティフィのハイパーソフトランは5番手タイムにとどまっている。

メルセデスはスペインGPを制したルイス・ハミルトンがコックピットに戻り、151周を走破する中で複数の小規模アップデートやリアウイングの新しいレインライトなどを試した。

マクラーレンは2台のマシンを走らせ、通常のテストプログラムに取り組んだ1台はストフェル・バンドールンがドライブを担当。F2チャンピオンシップリーダーのランド・ノリスとテストドライバーのオリバー・ターベイがピレリの2019年仕様のタイヤテスト専用となった2台目のステアリングを握った。

ザウバーを駆ったアントニオ・ジョビナッツィは8番手につけたものの、初日唯一となった赤旗を引き起こしている。ジョビナッツィは残り15分となったところで燃料切れに見舞われた。ザウバーマシンよりも0.316秒遅いタイムで9番手に入ったのはウィリアムズをドライブしたオリバー・ローランド。ノリスが10番手、メルセデスの支援を受けるF2ドライバーのジョージ・ラッセルはフォース・インディアのマシンに乗り込んでピレリと共に2019年に向けたタイヤテストに取り組んで11番手だった。

トロ・ロッソのステアリングを握ったショーン・ゲラエルは12番手となり、ターベイが13番手だ。

【バルセロナ - 2018/05/15】

順位  ドライバー マシン タイム    周回数  タイヤ
1. マックス・フェルスタッペン  レッドブル RB14 1:17.528  148 ハイパーソフト
2. カルロス・サインツ ルノー R.S.18 1:17.562  119 ハイパーソフト
3. セバスチャン・ベッテル フェラーリ SF-71H 1:17.659  136 ソフト
4. ロマン・グロージャン ハースF1 VF-18 1:18.449  129 ハイパーソフト
5. ニコラス・ラティフィ フォース・インディア VJM11  1:18.530  107 ハイパーソフト
6. ルイス・ハミルトン メルセデス W09 1:18.543  151 ミディアム
7. ストフェル・バンドールン マクラーレン MCL33 1:18.891  85 スーパーソフト
8. アントニオ・ジョビナッツィ ザウバー C37 1:19.693  135 ハイパーソフト
9. オリバー・ローランド ウィリアムズ FW41 1:20.009  121 ハイパーソフト
10. ランド・ノリス マクラーレン MCL33 1:20.997  121 開発タイヤ
11. ジョージ・ラッセル フォース・インディア VJM11  1:21.478  123 開発タイヤ
12. ショーン・ゲラエル トロ・ロッソ STR13 1:21.935  50 ハイパーソフト
13. オリバー・ターベイ マクラーレン MCL33 1:23.070  58 ソフト

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