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© Manuel Goria/Sutton Images
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今年の初めに禁止された"グリッドガール"を今年のモナコGPで復活させるとオーガナイザーが主張している。

新しいシーズンを前にF1はレース前にプロモーション用の女性モデルが旗やドライバーのナンバーボードを持ってグリッドに立つ慣習を廃止すると発表した。理由はスポーツの上層部が"現代の社会規範に反する"と感じたためだ。この決定は大きな論争を巻き起こし、3度のワールドチャンピオン、ニキ・ラウダはむしろ"反女性的"だと反対し、元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは"上品ぶっている"と批判した。

F1はグリッドガールを廃止した代わりに2018年から新しい試みを始め、カートやジュニアカテゴリーで戦う子どもたちをレース前のドライバーたちと一緒に並ばせることにした。この試みは先月のオーストラリアGPで初めて実施されている。

ところが、F1で最も有名なレースとして知られるモナコは、5月27日(日)の決勝レースでプロモーションモデルを使用する計画を立てている――ただし、マシンの前で名前の入ったプラカードを持たせる形ではないとのことだ。

「リバティ・メディアとの関係は良好だ。彼らはモナコがスパやモンツァではないことを理解しているからね」とモナコ自動車クラブ(ACM)のミシェル・ボエリ会長は『Monaco-Matin(モナコ・マタン)』に語った。「リバティ・メディアとは何の問題も起きてない。グリッドカールの問題を除けば、だ。ネームボードは持たないものの、彼女たちはグリッドに立つだろう。きれいな子たちなので、再びカメラの注目を浴びるだろうね」

禁止令に背こうとしているのはモナコだけではない。ロシアもまた9月30日(日)の自国のレースで慣習を復活させたい考えだ。

ロシアの『Interfax(インターファクス通信)』が報じたところによると、ドミトリー・コザク副首相は次のように述べたという。「合意を結ぶことができれば、われわれはこの慣習を復活させるつもりだ。何より、最も美しいのはわが国の女性たちだからね」

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