News

  • バルセロナテスト

バルセロナテスト最終日:3月9日

Jim
2018年3月10日 « 正ドライバー、ストロールにテストを譲ったクビサ | ハミルトンとボッタスが合計201周 »
© Mark Sutton/Sutton Images
拡大

2018年プレシーズンテストが終了した9日(金)、タイムシートのトップに立ったのは2番手に0.563秒差を築いたフェラーリのキミ・ライコネンだった。

ライコネンは午前のセッション中にハイパーソフトタイヤを履いて1分17秒221を刻み、前日にチームメイトのセバスチャン・ベッテルがたたき出したカタロニア・サーキットの新コースレコードに0.039秒差と迫っている。

2番手に食い込んだのはマクラーレンのフェルナンド・アロンソだ。午前にはターボの故障によるオイル漏れに見舞われてエンジン交換を余儀なくされたが、セッション終盤に自己ベストタイムをマークした。パフォーマンスと信頼性の改善を目指して昨年までのパートナーであるHondaに別れを告げてルノーのパワーユニットに切り替えたマクラーレンだが、2週間に渡る冬季テストはトラブルが相次いだ。チェッカーフラッグが振られる目前に1分16秒720を記録して一石を投じたかに思われたが、後にアロンソがそのラップの最終シケインをショートカットしていたことが分かり、タイムは抹消されている。

ハイパーソフトコンパウンドを試して3番手に入ったルノーのカルロス・サインツに、スーパーソフトタイヤでベストタイムを残したダニエル・リカルド(レッドブル)が続き、ハースF1のロマン・グロージャン(ウルトラソフトタイヤ)、メルセデスのバルテリ・ボッタス(ミディアムタイヤ)と並んだ。ただし、タイヤコンパウンドの違いに加えて、自己ベスト記録時の搭載燃料量や路面コンディションなどさまざまな要素を踏まえるとタイムシート上位の序列はまだはっきりしたとは言えない。

それでも、ピレリが推定するコンパウンド間のパフォーマンスデルタから予想して差し引くと、リカルドがウルトラソフトで1分17秒台に乗せていた可能性があり、ボッタスが最も柔らかいハイパーソフトタイヤを履いていれば1分16秒2前後に達していたかもしれない。つまり、パドックの総意としては世界王者として新シーズンに挑むメルセデスが現状の最速マシンだが、コースレイアウトが完全に異なる初戦オーストラリアGPの舞台ではまた別の図式になる可能性もある。

また、3番手タイムを残したとはいえ、サインツとルノーの最終日は午前に発生したギアボックストラブルで大きな中断を余儀なくされ、R.S.18は1日でわずか45周しか走れず、ピットレーンで最も少ない周回数となった。最多走行距離は午前にルイス・ハミルトンが、午後にボッタスがドライブしたメルセデスで201周だ。

Hondaとの新たな旅路を歩み始めたトロ・ロッソが7番手につけてプレシーズンテストを締めくくり、フォース・インディアのエステバン・オコンを上回っている。午前の走行中にターン12でバリアに接触してしまったザウバーのシャルル・ルクレールは午後に走行を再開して9番手タイムを記録した。ウィリアムズのプログラムの大半を担当したセルゲイ・シロトキンはチームメイトのランス・ストロールより0.8秒速い自己ベストを刻んでいる。

次に全10チームがコースに勢揃いするのは3月23日(金)、2018年シーズンが幕を開けるオーストラリアGP金曜フリー走行1回目だ。

【バルセロナ - 2018/03/09】

順位  ドライバー マシン タイム    周回数
1. キミ・ライコネン フェラーリ SF-71H 1:17.221  157
2. フェルナンド・アロンソ マクラーレン MCL33 1:17.784  93
3. カルロス・サインツ ルノー R.S.18 1:18.092  45
4. ダニエル・リカルド レッドブル RB14 1:18.327  92
5. ロマン・グロージャン ハースF1 VF-18 1:18.412  181
6. バルテリ・ボッタス メルセデス W09 1:18.825  104
7. ブレンドン・ハートリー  トロ・ロッソ STR13 1:18.949  156
8. エステバン・オコン フォース・インディア VJM11  1:18.967  163
9. シャルル・ルクレール ザウバー C37 1:19.118  75
10. セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ FW41 1:19.189  105
11. ルイス・ハミルトン メルセデス W09 1:19.464  97
12. ランス・ストロール ウィリアムズ FW41 1:19.954  27

© ESPN Sports Media Ltd.