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バルセロナテスト2日目:3月7日

Jim
2018年3月8日 « バルセロナテスト2日目午前:3月7日 | 充実したテストに満足げなハミルトンとボッタス »
© Mark Sutton/Sutton Images
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第2回プレシーズンテスト2日目を迎えた7日(水)、レッドブルのダニエル・リカルドがカタロニア・サーキットのコースレコードを記録した一方、マクラーレンはまたも足踏み状態が続いた。

リカルドが刻んだ1分18秒042は今冬のテストで最も速く、2008年のテストでフェリペ・マッサが記録した1分18秒339を上回っている。加えて、昨年、同じバルセロナが舞台のスペインGPでポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンのタイムを1秒以上更新しており、サーキットに敷かれた新たなターマック、マシンの改善、ピレリの新コンパウンドが組み合わさった結果と言えよう。

トップタイムをマークした上、個人での走行距離としては最も多い165周を走破したリカルド。ディフェンディングチャンピオンのメルセデスはルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが作業を分担して合計175周を走り、カルロス・サインツとニコ・ヒュルケンベルグの2人がプログラムを進めたルノーも190周を走り込んでいる。

一方で、2日続けて思うようにマイルを稼げなかったのがマクラーレンだ。出だしこそ好調であっという間に47周を走ったマクラーレンだが、トラブルに見舞われてしまい、午前のセッション中盤からはMCL33を駆るフェルナンド・アロンソの姿をなかなか見られなかった。オイル漏れに見舞われたといい、エンジンに関連するものではなかったものの、マクラーレンはパワーユニットの交換を決断している。

マクラーレンのレースディレクターを務めるエリック・ブーリエは「これはエンジン関連ではない。マシンに起きたわずかなオイル漏れが不運にもエンジンを壊してしまったため、新しいエンジンに換えなければならなくなった。もっとマイルを重ねる前に彼らはエンジンを調べたいと言っている。あと3時間ほど必要だ」と説明していた。

その3時間は程なくして6時間半になると判明し、アロンソがガレージを離れた時にはセッション残り時間が13分を切っていた。アロンソは合計57周を走ったものの、今週のテストでマクラーレンが達成した周回数は2日間を合わせてもまだ三桁に届いていない。

リカルドの最速タイムに1秒以上遅れていないのはメルセデスの2人だけ。ウルトラソフトで自己ベストを刻んだハミルトンは0.353秒差だったが、ピレリはテスト終了までに1分17秒台に入ると予想している。

フェラーリはピレリの柔らかいコンパウンドを試さず、ミディアムとソフトのコンパウンドを使ってロングランに集中した充実の1日を過ごした。体調が優れなかったキミ・ライコネンに代わって午前はセバスチャン・ベッテルがドライブを担当したが、午後からはライコネンがコックピットに戻り、2人で合計102周を走行。柔らかいコンパウンドで走っていないフェラーリはまだSF-71Hの真のパフォーマンスを見せておらず、残るテスト期間は2日のみだ。

5番手に食い込んだのはトロ・ロッソのブレンドン・ハートリー。116周を走り、最後の10分間はハイパーソフトタイヤも試している。昼休み前にはスピンを喫してしまい、午後には電気系統がシャットダウンしてピットレーンでストップする場面もあったが、どちらも走行に大きな影響を与えるものではなかった。

トラブルに見舞われながらも午前中の早い段階でアロンソが残したタイムは6番手につけ、それに続いたのはヒュルケンベルグと作業を分担したサインツだ。ルノーは静かに、しかし着実に走行距離を稼いでいる。

オイル漏れに見舞われたハースF1は昼休み以降にあまり走れていない。トラブルを抱える前には午後にレースシミュレーションを完了したいとしていたハースF1だが、ロマン・グロージャンは75周で1日を締めくくった。

ウィリアムズもピットレーンで停止する場面があった。ロシア人ルーキードライバーのセルゲイ・シロトキンが昼休みを終えた後、レッドブルのガレージ前でスタック。それでも、1時間の遅れで済んだ結果、シロトキンは77周を走り、午前の作業を担当したランス・ストロールも63周を走り込んでいる。この先2日間は開発ドライバーのロバート・クビサがレースドライバー2人とプログラムを分担することになっており、ウィリアムズは引き続き走行距離を稼いでいきたいところだ。

忙しい1日を過ごしたフォース・インディアのエステバン・オコンは130周を走破。F2王者にしてザウバーからフル参戦を果たすシャルル・ルクレールはラスト10分を切った頃、ターン12でグラベルに乗り上げてしまったものの、周回数を160に伸ばして1日を終えた。

【バルセロナ - 2018/03/07】

順位  ドライバー マシン タイム    周回数
1. ダニエル・リカルド レッドブル RB14 1:18.047  165
2. ルイス・ハミルトン メルセデス W09 1:18.400  90
3. バルテリ・ボッタス メルセデス W09 1:18.560  85
4. セバスチャン・ベッテル フェラーリ SF-71H 1:19.541  66
5. ブレンドン・ハートリー  トロ・ロッソ STR13 1:19.823  119
6. フェルナンド・アロンソ マクラーレン MCL33 1:19.856  57
7. カルロス・サインツ ルノー R.S.18 1:20.042  88
8. ロマン・グロージャン ハースF1 VF-18 1:20.237  78
9. キミ・ライコネン フェラーリ SF-71H 1:20.242  49
10. ランス・ストロール ウィリアムズ FW41 1:20.349  63
11. ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.18 1:20.758  102
12. エステバン・オコン フォース・インディア VJM11  1:20.805  130
13. シャルル・ルクレール ザウバー C37 1:20.918  160
14. セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ FW41 1:22.350  80

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