News

  • バルセロナテスト

バルセロナテスト初日:3月6日

Jim
2018年3月7日 « マクラーレン、セナGTRコンセプトを披露 | 改善したコンディションで情報収集に専念 »
© Jerry Andre/Sutton Images
拡大

6日(火)、カタロニア・サーキットで再開された冬季テスト初日にマクラーレンが信頼性のトラブルで走行時間を失う中、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを刻んだ。

初回テストに比べて大幅に気温が上昇しているにもかかわらず、6日に記録された最速タイムは先週の最終日にルイス・ハミルトン(メルセデス)がマークしたベンチマークのタイムより1秒以上遅い。加えて、ベッテルの自己ベストタイムは午前のセッション中にミディアムタイヤを履いて刻んだものだ。2番手につけたのはメルセデスの午前作業を担当したバルテリ・ボッタスで、ソフトタイヤを試した際にベッテルに0.2秒差のタイムを残している。

ベッテルは「トラブルがなかったし、全体的に堅実な1日だったから、プログラムも完了できている。一部はかなり風が強くてちょっとトリッキーだったけど、先週に比べればはるかに良いコンディションなのは確かだよ」とコメントした。

3番手に入ったレッドブルのマックス・フェルスタッペンはミディアムタイヤでの走行時にベストタイムをマークし、トップから0.253秒遅れ。4番手には午後にメルセデスのステアリングを握ったハミルトンが食い込み、ソフトタイヤでベッテルに0.412秒差の自己ベストを記録している。

先週のテストは天候の影響で全チームが走行時間を大きく失っており、今週はマイレージを稼ぐことが最優先されていると言えよう。メルセデスはボッタスとハミルトンが合わせて177周、フェラーリもベッテルが1日を通して171周を走破した。一方、2回の赤旗要因となったマクラーレンは信頼性の問題に3度見舞われ、わずか38周にとどまっている。

午前のセッション序盤にインストレーションラップを終えたストフェル・バンドールンはパワーを失った状態でピットに帰還。後にマクラーレンはパワーユニットのバッテリーが原因で電気系統がシャットダウンしていたことを明かしている。およそ1時間後には走行を再開したものの、ピットストレートでルノーのパワーユニットは再び切れてしまい、2周しか追加できていない。それでも、午前のセッション終了間際にガレージを出発したバンドールンは3周を走っている。午後には周回数を38にまで伸ばしたものの、ハイドロリック系のトラブルに見舞われてターン3でストップ。以降は走行を再開できなかった。

これまでに完了したテストの5日間で、マクラーレンが信頼性問題に襲われたのは3日間、さらに1日は悪天候のために失っており、冬季テストが始まって以来、クリーンなテスト日となったのは1日しかない。今月末に控えたオーストラリアGPまでに許されたテストはあと3日だ。

他にルノーエンジンを搭載する2チームは順調にマイレージを稼いでおり、ワークスチームのルノーは139周、レッドブルは129周している。ただ、セッション終盤にはフェルスタッペンがピットを出発した後、バッテリートラブルに見舞われてターン1でストップし、赤旗を引き起こした。

ルノーの最高技術責任者であるボブ・ベルは「これらの問題は3チームのいずれにも影響を及ぼしかねないので、当然、われわれにとっても問題だ。ただ、メルボルンに向かうまでにこれらのコンポーネントをテストしているのはトラブルを抱えているものを見いだすために行っているのであり、メルボルンに行く頃には完全に自信を持てるバッテリーをそろえている。フィットしないものを見いだすことは正しい作業だし、素晴らしいことだと思っている」と述べた。

また、トラブルの原因がマクラーレンもしくはレッドブルのデザインによるものかと問われたベルは「われわれが抱えた問題がバッテリーのインストレーションに関連しているとは考えていない」と答えている。

今年からHonda製パワーユニットを搭載するトロ・ロッソは午前中に54周を走り込むも、ブレーキトラブルに見舞われて午後は一度も走行できず。午前のプログラムを担当したピエール・ガスリーは午後からブレンドン・ハートリーにバトンタッチする予定だったが、これも実現していない。

5番手タイムを残していたガスリーに次いで6番手に入ったのはハースF1のケビン・マグヌッセン。午前にルノーをドライブしたニコ・ヒュルケンベルグが続き、午後から登場したパートナーのカルロス・サインツは8番手だった。ウィリアムズのセルゲイ・シロトキン、フォース・インディアのセルジオ・ペレス、ザウバーのマーカス・エリクソンと並んでバンドールンが12番手、午後の作業を任されたウィリアムズのランス・ストロールはタイムシート最下位に沈んだものの、86周を走破している。

【バルセロナ - 2018/03/06】

順位  ドライバー マシン タイム    周回数
1. セバスチャン・ベッテル フェラーリ SF-71H 1:20.396  171
2. バルテリ・ボッタス メルセデス W09 1:20.596  86
3. マックス・フェルスタッペン  レッドブル RB14 1:20.649  130
4. ルイス・ハミルトン メルセデス W09 1:20.808  91
5. ピエール・ガスリー トロ・ロッソ STR13 1:20.973  54
6. ケビン・マグヌッセン ハースF1 VF-18 1:21.298  96
7. ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.18 1:21.432  48
8. カルロス・サインツ ルノー R.S.18 1:21.455  91
9. セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ FW41 1:21.588  42
10. セルジオ・ペレス フォース・インディア VJM11  1:21.643  93
11. マーカス・エリクソン ザウバー C37 1:21.706  120
12. ストフェル・バンドールン マクラーレン MCL33 1:21.946  38
13. ランス・ストロール ウィリアムズ FW41 1:22.937  86

© ESPN Sports Media Ltd.