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バルセロナテスト最終日:3月1日

Jim
2018年3月2日 « ベッテル、「最有力はメルセデス」 | ようやく充実の走行に恵まれたハミルトン »
© Mark Sutton/Sutton Images
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カタロニア・サーキットがようやく走行可能な天候に恵まれた初回プレシーズンテスト最終日はメルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。

26日(月)に始まったバルセロナテストはこれまでの3日間とも寒さが厳しく、3月に入った木曜日は気温こそ上昇したものの、セッション開始時は霧雨のコンディションで路面は濡れた状態だった。

寒さの影響から過去3日間でわずか25周しか走れていなかったハミルトンは最終日午後のドライ路面を生かして69周を追加している。午前中にメルセデスW09のステアリングを握ったチームメイトのバルテリ・ボッタスは60周を走って初回テストの合計ラップは152周に達した。

ドライコンディションでミディアムタイヤを履き、1分19秒333を刻んだハミルトンのタイムは週末を通して最速タイムとなり、2番手につけたマクラーレンのストフェル・バンドールンに0.5秒のリードを築いている。

110周を走破したバンドールンは大半の周回数をウエット路面だった午前中に稼いだが、午後にピレリの最も柔らかいコンパウンドであるハイパーソフトタイヤを試し、1分19秒854をマークした。現地15時に作業を引き継いだフェルナンド・アロンソが51周を追加。これまでホイールナットやエキゾーストのトラブルでドライ走行の機会を失っていたマクラーレンにとっては重要な1日となった。

3番手タイムを記録したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。120周を走り込む中でソフトタイヤを履いて自己ベストをマークしたものの、トップのハミルトンからは0.908秒遅れている。

新車の第一印象を問われたベッテルは「新車だからみんながエキサイトしている。あんまり走れなかったのがちょっと残念だけどね。でも、ピットレーン全体が同じアップダウンを経験していると思う。みんなが必死に走ろうとしている。みんながあれだけ血気盛んになっちゃうと難しいよね。新車だし、すべてのテスト項目にチェックを入れられないから、疑問の答えもすべてを手に入れられるわけじゃない」とコメントした。

スーパーソフトタイヤを試したハースF1のケビン・マグヌッセンはベッテルにわずか0.076秒差のベストタイムを記録。周回数は92に達した。

一方、苦戦を強いられたのがウエット路面の午前中に走行したレッドブルだ。ドライコンディションの午後にようやくコースインするも、数周を走っただけでRB14がメカニカルトラブルに見舞われてピットへの期間を余儀なくされた。問題はすぐに解消され、完全ドライ状態のコースに向かったフェルスタッペンだが、自己ベストを刻んでいたラップのターン12でグラベルにはまっている。ガレージに帰還したマシンは残りの1日をずっとピットで過ごした。

フェルスタッペン以外に赤旗を出したのは2人。ザウバーのマーカス・エリクソンが午前のセッション中にターン2でグラベルに乗り上げ、午後からプログラムを担当したシャルル・ルクレールはターン3でワイドにふくらんで赤旗要因となった。

フォース・インディアは雪に見舞われた28日に走行する予定だったセルジオ・ペレスがVJM11に乗り込んだが65周しか走れず、4日間を通して全チームで最も少ない166周の走行にとどまっている。

新たにホンダエンジンを積むトロ・ロッソはピエール・ガスリーが147周を走破。Hondaにとっては2015年にF1復帰を果たして以来、最多となる周回数であり、最終日にトロ・ロッソよりも多く走り込んだのはマクラーレンだけだった。

ルノーとウィリアムズも堅実な1日を過ごし、いずれも2人のレースドライバーが協力して100周以上を走行している。ルノーのテストを進めたカルロス・サインツとニコ・ヒュルケンベルグは合計119周、FW41の開発に集中したランス・ストロールとセルゲイ・シロトキンは101周を走った。

【バルセロナ - 2018/03/01】

順位  ドライバー マシン タイム    周回数
1. ルイス・ハミルトン メルセデス W09 1:19.333  69
2. ストフェル・バンドールン マクラーレン MCL33 1:19.854  110
3. セバスチャン・ベッテル フェラーリ SF-71H 1:20.241  120
4. ケビン・マグヌッセン ハースF1 VF-18 1:20.317  96
5. フェルナンド・アロンソ マクラーレン MCL33 1:20.929  51
6. カルロス・サインツ ルノー R.S.18 1:20.940  60
7. ランス・ストロール ウィリアムズ FW41 1:21.142  54
8. セルジオ・ペレス フォース・インディア VJM11  1:21.973  65
9. マックス・フェルスタッペン  レッドブル RB14 1:22.058  35
10. ピエール・ガスリー トロ・ロッソ STR13 1:22.134  147
11. ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.18 1:22.507  49
12. バルテリ・ボッタス メルセデス W09 1:22.789  60
13. シャルル・ルクレール ザウバー C37 1:22.808  59
14. マーカス・エリクソン ザウバー C37 1:23.825  79
15. セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ FW41 1:31.979  47

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