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"グリッドガール"は廃止されたが、スポーツの華はなくならないとF1のチェイス・ケアリーCEOが保証した。

F1は先週、数十年来の慣習だった女性のプロモーションモデルに代わって、今後はジュニアモータースポーツカテゴリーで戦う子どもたちがレース前のグリッドに立つと発表。この決定は大きな議論を巻き起こした――時代遅れの慣習だったという意見もあれば、"お上品ぶった"対応だという意見や、ニキ・ラウダのように反女性的だと批判する者もいた。

「(グリッドガール廃止に対する)反応はわれわれの予想したものだった」とケアリーは『Telegraph(テレグラフ)』に語っている。「ポジティブに捉える者もいれば、懸念を抱く者もいた。驚くには値しないが、昔からのファンの多くは、それも彼らが見続けてきたスポーツの一部だと捉えており、それは尊重するよ」

「実のところ、私個人の判断に任されるなら、私はグリッドガールが好きだよ。だが、それは私のための決定ではなく、ファンのための決定だ。複数の人々から問題提起があり、検討するうちに一理あると思われる面があった・・・不快というほど強いものかどうかは分からないが――搾取的というか、現代社会に適していないと思われる面が明らかになった」

彼はさらにこう続けた。「私の周りでも相当数の人々がそれを時代遅れだと感じ、今のスポーツにはふさわしくないと考えていることが分かった。そうなるとそれに理解を示さねばならない。対して、積極的にそれを肯定する人数ははるかに少なかった」

今回の決定によって、F1をここまで有名にした魅力が少しでも失われると考えるのは正しくないとケアリーは主張した。

「魅力が損なわれることはない。美しい女性たちはこれからもレースに来る。それは人生の一部だと思うし、われわれのスポーツを特別にしているものの1つだ。これは魅惑的で神秘に満ちたスポーツだよ。だが、発展を続けることは大事だ。現代の世界では10年、12年前とは違った配慮が必要なこともある。ただ頑固なだけではいられない」

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