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キャラミ、再開を望むもネックは開催コスト

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2018年2月8日 « 両足切断のモンガーがシングルシーターテストを完了 | 2階建てバスの重量に耐えうる強度が必要なハロー »
© Sutton Images
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南アフリカ共和国のキャラミ・サーキットが近い将来、F1カレンダーに復活する可能性は低い。それは、現代グランプリ開催に必要な高額コストのためだ。

キャラミは1967年から1985年と1992年から1993年の2期にわたり、南アフリカGPの主催地だった。後者の2戦はアフリカ大陸で開催された最後のF1レースとなっている。

サーキットは2014年に改修され、F1レースの開催基準に近づけられており、彼らがカレンダー復帰を目指しているのではとの臆測も流れていた。しかし、サーキット代表者は今の段階での復帰が可能だとは考えていない。

「キャラミはF1を再びキャラミ・グランプリ・サーキットに歓迎するだろう」とサーキットスポークスパーソンのクリスト・クルーガーは『F1 Fanatic(F1ファナティック)』に語った。「そこにはもう一度見たいと思うヘリテイジがあると考えているし、私はまた、アフリカ大陸は再びF1レースを開催するにふさわしい場所だとも考えているんだ」

「だが、F1を主催する法外な費用が何と言っても悩みの種だ。今の構造でF1を主催することは財政的に可能ではない」

キャラミの代表者はFIAの要求に応え、レース開催に必要な改修を施すことに前向きだ。しかし、まずはアフリカ大陸でのレースに対するリバティ・メディアのコミットメントを確かめたいという。

「キャラミの施設は今も残っており、F1レースに見合うものにするためのアップグレードや改修に向けた交渉や議論に入る用意はある。現在はFIAグレード2のコースであり、グレード1にするのは一向に構わない。そのためには南アフリカにおけるF1の長期的な未来に対するコミットメントが必要だ。だが、現状のわれわれにはF1レースのプロモーターになるために必要な資金がない」

2017年初めにF1の経営権を取得して以来、リバティ・メディアの新マネジメントは、F1のヘリテイジがあるレース復活への思いを隠すことなく、カレンダー拡大の方法を模索している。近年には南アフリカでのレースの選択肢として、ケープタウンでの市街地レース開催構想が持ち上がったこともあったが、それにはキャラミで開催する以上の費用がかかることから、"幻想"に過ぎないとクルーガーは言う。だ。国内で唯一、実現可能な道はキャラミだけだと彼は述べた。

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