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両足切断のモンガーがシングルシーターテストを完了

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2018年2月7日 « ウェーレイン、2018年はDTM復帰へ | キャラミ、再開を望むもネックは開催コスト »
© Andy Hone/LAT/Sutton Images
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昨年4月、レース中の恐ろしいクラッシュに見舞われた10代のイギリス人ドライバー、ビリー・モンガーが、事故後初めてシングルシーターのコックピットに乗り込んだ。

モンガーはドニントンで開かれていたイギリスF4のレース中、ライバルのマシンと激突して両足を失った。現場の医療チームが彼をマシンから救出するまでには1時間以上を要した。

18歳のモンガーは6日(火)、オウルトン・パークでカーリンチームのBRDCイギリスF3マシンを使ったテストプログラムに参加している。

この日、モンガーは『Instagram(インスタグラム)』に次のように投稿した。「数カ月前はこんなことが可能だなんて思いもしなかったな。先は長いけど、ゴールは近づいてきているよ。今日という日を可能にしてくれたカーリン・レーシングに感謝だ」

事故直後からモンガーはいつか本格的なレースに復帰すると宣言していた。昨年中にステアリングでのコントロールができるようモディファイされたVWファンカップマシンをドライブしており、四肢を失ったレーサー、フレデリック・ソーセと協力して2020年のル・マンに3人の障害あるドライバーを参戦させる計画を始動させている。

昨年のイギリスGPではルイス・ハミルトンのゲストとして招待されていた。4度のワールドチャンピオンは同郷のモンガーを"驚異的な人物"とたたえ、2001年にCARTの大事故で両足を失いながら、その後何シーズンもレースを戦い、パラリンピックで複数の金メダルを獲得したアレッサンドロ・ザナルティのような偉業を成し遂げられるだろうと述べた。

ハミルトンも「君を誇りに思うよ、ビリー!」と彼の復帰を喜んでいる。

モンガーの事故が発生した当時、モータースポーツ界は多数の元ドライバーやチーム、ファンも含めて一体となり、彼の治療にかかる費用やその後の手術代をカバーするための寄付に協力した。

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