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アロンソ、デイトナ24時間の予選は13番手

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2018年1月26日 « フォース・インディアとザウバーがEUへの申し立てを撤回 | インディカードライバーの議論にブラウンも参戦 »
© Mark Sutton/Sutton Images
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デイトナでロレックス24に初挑戦しているフェルナンド・アロンソ。彼の2017年シーズンはまずまず幸先の良い始まりとなったようだ。

昨年のインディ500へのスポット参戦は彼にとって、新しいマシン、新しいチームとの仕事の仕方を知る機会となった。F1シーズンからは最強のマシンを持たずに戦う方法を知った。

現地25日(木)、アロンソはユナイテッド・オートスポーツのリジェLMP2プロトタイプを13番グリッドに導いた。24時間スポーツカーレースは27日(土)午後にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでスタートする。

「ラップには満足だったよ」とアロンソは述べた。「まだ少し・・・スピードを見つける必要があるかな。全体的にはみんなでいい仕事をしたと思う」

予選前から2度のF1チャンピオンは多少の苦戦を覚悟していた。高速の性質を持つ全長3.56マイルのデイトナ・サーキットは、決してチームのマシン向きではない。それでも彼はリジェ勢の中では予選トップだ。

「僕らはまだ学んでいる最中だ」とアロンソは木曜日に語った。「まだ良くなっているところだよ・・・レースの最初の数時間が僕らにとって一番難しいと思う。その後、24時間の終盤になればもう少し楽になると思うし、競争力も高まるといいな」

ポールを獲得したのはディフェンディングチャンピオンのウェイン・テイラー・レーシングでキャデラックに乗るレンガー・ファン・デル・ザンデ。エリオ・カストロネベスのペンスキー・アキュラを抜いてトップに立った。

ジャッキー・チェンDCレーシングでオレカLMP2をシェアするウィリアムズF1ドライバーのランス・ストロールは、コ・ドライバーのロビン・フラインスがマシンを予選6番手に導くのを見守った。

「長いレースになる」と2016年の同レースにも参戦しているストロールは述べた。「いろんなことが起こるよ・・・トラフィックマネジメントや夜間のレース、そういうチャレンジ全てがルーキーにとってはフォーミュラレースとは全然違う。だから、今回2度目の僕は一歩先を行く気分だ」

ストロールとフラインスにはフェリックス・ローゼンクビスト、ダニエル・フンカデラというコ・ドライバーがいる。

アロンソのコ・ドライバーはマクラーレンリザーブドライバーのランド・ノリスと、スポーツカードライバーのフィル・ハンソンだ。木曜日朝のプラクティス中に、ハンソンはブレーキをロックさせてマシンのフロントエンドにダメージを与えた。

「それは(予選前に)修理されていた――今朝のダメージは何よりも美学的なものだった」とアロンソは述べた。「ちょっと壁にキスしただけ・・・大したダメージじゃなかった。ボディワークを変えて、感触はいいよ」

「他のチームほどコンペティティブじゃないかもしれないけど、僕らはおおむね満足している」

予選を走ったのがアロンソだったため、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権ルールによれば、彼はレースのスタートドライバーを務めることになる。

「彼は勝つためにいるし、われわれも皆勝つためにいる。だが、フィールド全体を見渡したら、現実的にならなくてはね・・・究極のスプリント的速さがわれわれにあるとは思わない」とユナイテッド・オートスポーツのオーナーでマクラーレンのエグゼクティブディレクター、ザク・ブラウンは述べた。「トップ5かポディウムが取れたら上々のリザルトだと思うね。勝利ではないかもしれないが、恥じるようなものでないのは確かだ」

「フェルナンドは経験を得たがっている。われわれはレースをしにいき、勝利を求めて走る。ここで私がキャデラックやアキュラと同じだけのチャンスがあるなどと言えば、少々ミスリードになるだろう。そんなことは考えていないよ」

アロンソは出場の可能性が残るル・マンの準備として24時間レースを経験しておくことを望んだ。彼は世界3大レース――ル・マン、モナコGPとインディ500――制覇を目指しており、これはそのクエストの一環となる。

アロンソは昨年のインディで5番手からスタートし、エンジントラブルでレースを終えた。

「違うシリーズを戦ったのはあれが事実上初めてで、インディで得た最初の体験や学びは、プロトタイプに飛び乗った今回に役立ったよ」とアロンソは述べた。「アメリカでレースをすることにも違いがあって、セーフティカーの扱い、リスタート、ピットレーン――こことインディアナポリスは全て似ている。僕にとってはもう新しいことじゃない」

アロンソがデイトナで新しく経験したことの1つに、各ドライバーたちそれぞれが快適なクロッチベルトのポジショニングを見つけるという課題があったという。今月初めのテストセッションで彼らは一部の時間を割いてその問題を修正した。

「まだパーフェクトじゃないんだけど、呼吸はできるようになったよ」と今週に入ってアロンソは語った。「それが最初の一歩だ」

予選にはあまり期待していないと木曜日に語っていたアロンソは、チームが良いリザルトを残すためには24時間をパーフェクトに実行する必要があると考えている。

「メインテーマはレースをきちんと実行し、楽しんで、初めての24時間レースを経験すること。その経験から新しいことをすごくたくさん学ぶだろう」とアロンソは述べた。「同時に、僕らはレースするためにここにいる」

ユナイテッド・オートスポーツは2台を出走させており、ヨーロッパのル・マンシリーズに参戦している。

「われわれのペースはやや劣る」とブラウンは述べた。「だが、長いレースだ。希望はトップ5だね。他の人々のレースが荒れれば、場合によってはポディウムも考えられる。だが、さすがに日曜日に(優勝者に与えられる)時計が手に入ったらびっくりするだろうね」

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