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ボッタスの今季課題はタイトル争いだとウォルフ

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2018年1月4日 « 王座が絡んでもフェルスタッペンとはこじれないとリカルド | マッサ、フルタイムのFE参戦は急がず »
© Mark Sutton/Sutton Images
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バルテリ・ボッタスは2018年にF1のタイトルにチャレンジしなくてはならないとメルセデスのクリスチャン・トト・ウォルフが述べ、同時にワールドチャンピオンチームで2年目を迎える彼のドライバーが強くなって復活することに太鼓判を押した。

ボッタスはメルセデスで吉凶入り交じる1年目のシーズンを過ごし、2017年のドライバーズ選手権を3位で終えた。4回のポールポジションを記録し、ロシア、オーストリアとアブダビで印象的な勝利を獲得しながらも、本人はチームメイトでありワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンに60ポイント近い差をつけられたシーズンに"失望感"をあらわにした。

ボッタスは夏休み後に調子を落としたが、それはちょうどハミルトンが勢いを取り戻した時期と重なっている。ハミルトンはラスト9戦で5勝しており、チャンピオンシップを3人の争いに持ち込もうとしていたボッタスの序盤の願いは消滅してしまった。しかし、2018年に本格的なタイトル争いをするために必要なものは彼に備わっているとウォルフは考えている。

「それ(タイトルに挑戦すること)が彼の成すべきことだ」とウォルフは『ESPN』の独占インタビューで語った。「われわれはソチとオーストリアでいくつかのハイライトを目撃し、夏休み後はルイスがとても強くなって戻ってきた。ルイスが上昇するにつれて、バルテリの方は後退してしまった」

「シーズン末にはそれをリカバーしてみせた。彼は強力な不屈の魂――シス――を持つフィンランド人だから、現時代と現世代で最も優れたF1ドライバーを相手に戦ったシーズンから学んだ全てを生かして強くなって戻ってくると期待している」

「誰よりも自分を証明したいと思っているのは彼だろう」とウォルフは付け加えた。「彼はシーズン中に自分に足りなかったものを知っているし、どこが自分の強みだったかも知っている。私は10年前からバルテリのことを知っているんだ。10年前は小さなプルオーバーを着て、ジャケットなど着ず、父に付き添われることもなく、冬に私のオフィスに現れた小さな子どもだった。彼は強固な鉄の意志と個性を持っている。2018年にもっとすごいバルテリが見られることを私はみじんも疑わない」

元メルセデスドライバーのニコ・ロズベルグは2016年にハミルトンを倒した際、彼の精神を"かき乱す"ことが不可欠だったと発言しているが、ウォルフはボッタスが同じような心理戦を用いてハミルトンを崩すことはしないだろうと考えている。

「それは完全にバルテリのスタイルではない。バルテリはコース上で最善の方法を使ってやりたがるタイプだ。それに、彼には特定のサーキットで決定打となったドライビングスキルがある。そういう場所ではベンチマークを記録した。バルテリは自分の弱点を改善し、自分の強さを伸ばすために努力し続けるだろう」

「彼の願いは4度のワールドチャンピオンを相手に評価されることだ。愚直なほど自分に正直なので、もしステップアップしてルイスにチャレンジすることができれば、F1屈指の偉大なドライバーの中に名を連ねることになるだろう。できなければ、彼自身がそれを思い知るはずだし、言い訳は通用しない」

【インタビュー:ローレンス・エドモンドソン】

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