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対ハミルトン時代がキャリアベストだったとバトン

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© Sutton Images
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マクラーレンでハミルトンとレースを戦っていた時が自身のF1キャリアで最高のパフォーマンスが引き出されていた時だと2009年のワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンが語った。

バトンとハミルトンは2010年から2012年にかけてマクラーレンでコンビを組み、バトンは3年間の総得点で同郷のチームメイトを上回った。ハミルトンを相手に同様のことを成し遂げたのは彼を下してタイトルを取った2016年のニコ・ロズベルグただ1人だ。

昨年のモナコGPでフェルナンド・アロンソの代役として1回限りの復帰を果たしたものの、2016年シーズンを最後にF1の正ドライバーを退いた37歳のバトンは、レースでならばハミルトンと対等に戦えたものの、1ラップの勝負では彼の方が断然有利だったと認めた。

「彼は信じられないくらい速いんだ。1ラップの速さで言ったら、今までF1マシンをドライブしたことのある人の中で最速なんじゃないかな」とバトンは『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に語っている。「レースでなら彼にチャレンジできた。2人で勝利を争ったよ。あの3年間で僕らは多くの勝利を挙げ、そのうち僕が勝ったいくつかはキャリアベストのレースだった。何といってもそれを達成するためにルイスを倒さなきゃならなかったんだからね」

「僕たちの関係は興味深いものだったよ。僕はブラウンから2009年のタイトルを取ってやってきた――彼はその前年の2008年にマクラーレンでタイトルを取っていた。彼のチームに僕が移籍したという言い方をしてもいいだろう。つまり、僕はルイス・ハミルトンと勝負するというチャレンジを胸に足を踏み入れたんだ」

「共にイギリス人、イギリスチームに所属し、どちらもワールドチャンピオン、まだなりたてのフレッシュなチャンピオンだった。だから、たくさんのプレッシャーが僕らにかかっていたし、それがすごく状況を面白くした。あのチャレンジは本当に楽しかったよ」

先頃出版した自叙伝"Life to the Limit(ライフ・トゥ・ザ・リミット)"の中でバトンはウォーキング時代に2人の関係に亀裂が生じかけた瞬間があったことを打ち明けている。2010年のトルコGPで激しいバトルを演じた後が顕著だったという。

「彼はチームメイトに敗れることを好んだか? たぶん違うだろうね。でも、彼は競争者だ。僕と同じようにチャレンジを楽しんだに違いない。そのために僕らはこういう仕事をしているのさ。僕らは比較的問題なくやっていたけど、ちょっとだけ彼がいら立っているのは分かったよ」

「正直なことを言えば、それほど彼には好かれていなかったと思うよ。トルコでそれが少し悪化した。危うく接触しかけたことがちょっとした不和につながったんだ」

2017年に1年間の休養を取ったバトンは今年、日本のSUPER GTにHondaからフルタイムで参戦することが決まっている。

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