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ハミルトンにとって、バクーで「最悪だったこと」

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2017年12月24日 « Hondaは2018年のサプライズになるとマルコ | ハミルトン、軽率な言動を謝罪 »
© Charels Coates/LAT/Sutton Images
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ルイス・ハミルトンはアゼルバイジャンGPで起きた事件について、FIAの中でも上層部に位置するスチュワードから、セバスチャン・ベッテルの動きは故意ではないとの見解を告げられていたことを打ち明けた。この件はシーズンで最も物議を醸した出来事だったが、疑惑のフェラーリドライバーに比較的有利な判断が下された。

セーフティカーの後ろでリスタートを待つ間、ベッテルは何を思ったのか、ハミルトンの横にマシンを並べてタイヤを当てるという驚くべき行動に出た。フェラーリドライバーはその前のコーナーでタイトルを争うライバルにブレーキテストされたと信じ込んでおり、怒りにわれを忘れてハミルトンに向かっていったという。

ベッテルはレース中にストップ・アンド・ゴー・ペナルティを受けたが、後にFIA会長のジャン・トッドに個人的に謝罪し、それ以上の制裁は下されなかった。だが、ハミルトンが明らかにしたところによると、彼は一部のFIAスチュワードから、あの出来事は故意にやったことではなく、アクシデントだったとの考えを伝えられていたという。

「あの件で何より最悪だったのは、後で僕が話した一部の人たちが、"あれは明らかにわざとじゃない"って考えを持っていたことだ」とハミルトンは『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に語った。「僕にしてみれば、"はあ? 僕ら2人がいるのはモータースポーツのトップ、F1だよ? 直線の走り方ぐらい知っていて当然だろ"って思うよね」

「しかも、上層部のスチュワードがそんなことを言うんだ。それなのに後になって、"ああ、たぶん君が正しい、君が正しいよ"って言い出す。"一体どのレースを見ていたの?"って聞きたくなるよ」

同じインタビューでハミルトンは2017年のタイトルレースが彼にとって過去最大のチャレンジだったと述べている。

「僕はずっと4度のワールドチャンピオンと対峙(たいじ)しているんだって強く意識していた。他には誰一人、僕の視界にもミラーにも入らない。いたのは彼だけだった。毎週末、クルマから全てを引き出すには全身全霊をささげなきゃならないと思っていたよ」

「僕がそれをしなければ彼がそうする。それに、彼は4度のワールドチャンピオンなんだから、一貫性だってある。僕はそれを上回り、毎回レベルを上げられるように努力しないといけなかったんだ」

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