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ハミルトンの電撃離脱はないとウォルフ

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2017年12月20日 « 金銭的な問題が"タブー"になっているとウォルフ | ハミルトン、自慢の「フェラーリ」を友人に披露 »
© Mark Sutton/Sutton Images
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ルイス・ハミルトンとの契約交渉が順調に進んでいることをメルセデスのクリスチャン・トト・ウォルフが明らかにし、彼のスタードライバーが何の通知もなしにチームを去ることはあり得ないと語った。

昨年の今頃、メルセデスは2年の契約を残して予想外の引退を決めた2016年のワールドチャンピオン、ニコ・ロズベルグの代わりを探していた。ウォルフはバルテリ・ボッタスを後任としてチームに引き入れたが、彼の2017年の契約を解消するためにはウィリアムズとの交渉が必要だった。

ハミルトンのメルセデスとの現行契約は2018年末で終了する。ウォルフはハミルトンに一定のフレキシビリティを与えることに前向きだとしつつ、ロズベルグと同じ形でハミルトンがチームを去ることはないと自信を示す。

「ルイスは自由人だと思う」とウォルフは述べた。「彼は箱に押し込まれて、周りから"レーシングドライバーとしてこうしなさい、ああしなさい"と言われることは好きじゃない。彼にとっての鍵の1つは、自由でいられて自分のしたいことを自分で決められることだ。全てのオプションをある程度オープンに保つことでプレッシャーをいくらか取り除くことができる」

「1年か2年、あるいは3年後に彼が全く違うことをしている可能性もある。それは分かっているよ。しかし、同時に私は彼が組織を保護してくれることも分かっているんだ。"明日ここを出ていく"などと言うことはない。実のところ、これは彼の強さの一部でもあるんだ」

ハミルトンとの契約交渉に関してアップデートを求めると、ウォルフは次のように付け加えた。「それはすでに始まっているし、良い形で進んでいるよ。煙突から白い煙が上がるのを待とう」

2016年にチームメイトのロズベルグと激しく――時に敵意に満ちた――タイトル争いを繰り広げた末に敗北を喫し、昨シーズン末のハミルトンとメルセデスの関係は冷え切っていた。しかし、年末にウォルフ家のキッチンで腹を割って話し合ったことで、彼とハミルトンは2017年にかつてないほど親密な関係になったとメルセデスのボスは言う。

「気づけばこうして5年も一緒に仕事をしていて、われわれは戦友となった。われわれは同じ目的を共有し、可能な限り多くのレースとチャンピオンシップに勝ちたいと願っている。それによってわれわれの結びつきは強くなった」

「昨年はニコとルイスのライバル関係や、彼のマシンに信頼性トラブルが起きたことによるフラストレーションが積み重なっていた。それをキッチンで洗いざらい打ち明けたんだよ。双方のフラストレーションを認め合ったんだ。どんな関係においても相手の考えを理解することは前への重要なステップだ」

「このことが役に立ったし、われわれは起きている全てのことについて冬の間に考えた――ジェームス(アリソン)が(テクニカルディレクターとして)加わり、バルテリがチームにやってきて――関係は以前よりはるかに強いものとなった。そして、願わくはまだ数年は続くはずのわれわれの旅路において、これは財産となる」

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