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クビアトは新たな機会を得るにふさわしいとトスト

Jim
2017年12月12日 « ハミルトン、2020年以前の引退は可能性薄 | ハースF1の"シンプル"さに満足するマグヌッセン »
© Zak Mauger/LAT/Sutton Images
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トロ・ロッソ代表のフランツ・トストは元所属ドライバーのダニール・クビアトにとって、F1を短期的に離れることが長期に渡るキャリアを築くチャンスを得る上で必要なことだったと考えているようだ。

今季終盤までわずか5ポイントの獲得にとどまっていたクビアトはカルロス・サインツのパフォーマンスに匹敵できず、最終的にはトロ・ロッソのレースシートを失った。その後、レッドブルの育成プログラムからも自由の身となったクビアトはウィリアムズの来季シートをめぐる争いに加わったと見られていたが、ウィリアムズはロバート・クビサとセルゲイ・シロトキンの評価を継続し、さらにパスカル・ウェーレインもドライバー市場に名を連ねていることから、クビアトが有力候補になる可能性は低い。

クビアトは2015年にトロ・ロッソからレッドブルに昇格を果たしたものの、2016年スペインGPを前にマックス・フェルスタッペンと入れ替わる形でトロ・ロッソに舞い戻った。クビアトのマシンを譲り受けたフェルスタッペンは姉妹チームでのデビュー戦で初勝利を遂げている。この降格がクビアトの自信に多大な影響を与えたことは間違いなく、以降、クビアトはドライブに必死になりすぎてしまったようだ。

トストはF1パドックの監視の目から長期間離れることがクビアトの復帰のチャンスに役立つかもしれないと言う。

F1公式サイトで「私は今でもダニールが非常に高い生まれ持ったスピードを持っていると思っている。ダニエル・リカルドより速いことだってあった。ただ、昨年と今年はどういうわけか彼の中にあるポテンシャルを見せられなかったのだ」と語ったトストはこう続けた。

「多くのインシデントに関わったが、彼を擁護すれば、信頼性の問題が多かったことも言わなければならない。そのせいで自信を築けなかったのだ。インシデントに関わることが多すぎた結果、発揮できるパフォーマンスが殺されてしまったのだと思う」

「もしかすると、いろいろと立て直すためにも、短期間でも休んで、そうすればまた彼のいつものパフォーマンスレベルを発揮できるチームと共に戻ってこられるかもしれない」

イギリスGPでサインツとぶつかった同士討ちを含め、クビアトは2017年シーズンの多くのインシデントに関わってきた。トストはクビアトがフルタイムのドライブに戻ればアプローチを微調整する必要があるとも話している。

「時々、レース序盤にアグレッシブになりすぎることがある。第1コーナーが彼の弱点だ。最初の数百メートルで多くを求めすぎる。何としてでもうまくやろうということなのだろうけどね。でもそうすれば自分にプレッシャーがかかる。決して機能しない不必要なプレッシャーが、ね」

「私はF1にいるにふさわしいと思っているので、彼がもう一度チャンスを得られるように願っている」

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