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ジャン・トッドがモータースポーツ統括団体FIA(国際自動車連盟)の会長として3期目、そして最後となる再選を果たした。

2009年に当選を果たしたフランス人のトッドは、対立候補のないまま再任され、2021年まで指揮を続けることになった。規則上、彼にとってこれが会長としての最後の任期になる。

トッドは最後の在任期間で、"イノベーション、アドボカシーを確立し、モビリティとスポーツクラブの強力なネットワークを開発する"ことを公約に掲げた。

「FIAが改善を続け、モビリティとモータースポーツの発展におけるリーダーとして世界の中でしかるべき立場を取り続けようと思うのなら、イノベーションは不可欠である」と彼は述べた。「これを促すために、われわれはFIAイノベーション・ファンドの設立を提言する。われわれのクラブは各国における最大のコンシューマー組織であり、その8,000万人のロードユーザーメンバーたちがFIAを世界最大のコンシューマー団体たらしめているのである」

トッドにとって最後の任期の初年度は、モータースポーツのプレミアカテゴリーであるF1がその歴史上、最大級のレギュレーション変更を迎える年だと言ってもいい。2018年からコックピット保護デバイスのハローが導入されるためだ。また、シリーズの未来を見据えた議論も続いており、スポーツのマニュファクチャラーたちはF1のマネジメントが示した次世代エンジンの青写真に対立する姿勢を見せている。新オーナーのリバティ・メディアもまたコストキャップの実行を検討しており、これはトッドが会長に就任して以来、積極的に提唱してきた動きだ。

彼はまた交通安全の重要性も強調し、次の数年で自動車産業にポジティブな未来を形作ることの重要性を説いた。

「これが重要なのは、モビリティの未来がエキサイティングなものであると同時に、そこに多くのチャレンジが含有されているためだ。その形成を手助けするのがわれわれの義務である」と彼は述べた。「われわれは全ての主要都市における渋滞の悪化に対処しなければならず、自律走行車の導入、増大するモビリティのコスト、先進国での新テクノロジーの開発にも対処しなければならない」

「われわれはこうした開発の方向性に影響を与え、皆が受け入れられる結果を確保する必要がある。私の望みは、この連盟が可能な限りベストであり続けようという努力を怠らないことだ――より強く、スマートで、より安全、プロフェッショナルで、世界的に尊敬されるものであってほしい」

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