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ブラウン、来季もメルセデス優位と予想

Jim
2017年12月6日 « FIAがモータースポーツ殿堂を設立 | ラスト2戦の不調を説明するハミルトン »
© Kym Illman/Sutton Images
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F1モータースポーツマネジングディレクターのロス・ブラウンは来年もメルセデスが上位争いでアドバンテージを持ち続けるのではないかと示唆した。

現在のエンジンレギュレーションが導入された2014年以来、メルセデスは4年連続してチャンピオンシップ制覇を成し遂げ、79レースのうち62レースで優勝を果たしている。2016年から2017年にかけては空力レギュレーションが変更され、今季はフェラーリの猛追にあったものの、それでもメルセデスはコンストラクターズ選手権で146ポイントをリードして連覇した。

また、メルセデスは昨年にチャンピオンに輝いたニコ・ロズベルグの電撃引退をはじめ、パディ・ロウのウィリアムズ移籍、そしてフェラーリからジェームス・アリソンが加わるなど主要メンバーの変化さえも乗り越えている。2010年から2013年にかけてチーム代表としてメルセデスの発展に関わってきたブラウンは2018年にメルセデスがこれまで以上にライバルに対して大きなギャップを蓄える可能性があると言う。

オートスポーツ・アワードのレッドカーペットで『ESPN』に「彼らには素晴らしい人々がそろっているが、ここからさらに強さを増すのではないかというのが私のちょっとした心配だ」と明かしたブラウンはさらにこう続けている。

「パディ・ロウが去ってジェームス・アリソンが加入するという首脳陣に変化があり、しかもマシン(レギュレーション)変更の真っ只中だった。簡単なことではない」

「彼らも認めるように、今年の(メルセデス)マシンは若干ディーバ(素晴らしい)的なところがあり、来年もそうならない理由はないと考えている。つまり、さまざまな意味で残念ながら、この流れが継続するだろうと思う。私が間違いであることを願おう!」

メルセデスが支配するチャンピオンシップはしばしばファン離れにつながると指摘されるが、今季最終戦のアブダビGPでホール・トゥ・ホイールのバトルが不足していたことも懸念される原因のひとつでもある。ブラウンはオーバーテイク的な観点からシーズンのバランスはそれほど悪くないと話しながらも、より優れたレースを提供する手助けになるようなレギュレーションの導入を約束した。

「バランスの取れた見方をしなければならない。今シーズンは何度も素晴らしいレースがあったので、アブダビは最高でなかったかもしれないが、今年のレースには最高と呼べるものがいくつもある。サーキットや使用されるマシン、ドライバー間の競争、そういったものの組み合わせ的なものだと思うので、来年は非常に強力な1年になると楽観している」

「ただ、マシンの変更、サーキットの変更、そしておそらくタイヤの発展がレースの助けになるだろうから、いずれは手を付けられるところだと思っている。これまでそうならなかったこともあるが、それでも、この先数年に渡って下されるすべての決断がその方向に進むように決められていく。われわれが進むすべての競技および技術の判断はレースの改善、ショーの向上に向けたものであり、そのために力を尽くしていくことになると考えている」

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