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ベッテル、ハローは「そのうち慣れる」

Jim
2017年12月1日 « 「美談」だけで復帰はできないとクビサ | アストンマーティンの関心は2021年のF1エンジン »
© Mark Sutton/Sutton Images
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来年から導入される頭部保護装置のハローを搭載したマシンのコックピットに座るのに気乗りしない様子のセバスチャン・ベッテルは今季の愛車"ジーナ"を恋しく思うだろうと語った。

フェラーリで過ごした3年目、シーズン序盤にランキング首位に立ったベッテルはルイス・ハミルトン(メルセデス)とタイトルを争ったが、最終的には46ポイント差をつけられて王座を逃している。

2017年シーズン開幕に際して担当メカニックの助けを得ながらフェラーリSF70Hにジーナと名付けたベッテル。レースの優勝回数としては、2010年にフェルナンド・アロンソ(現マクラーレン)がドライブしたF10以来、最も成功を収めたマシンだ。

ただ、SF70Hの後部に搭載されたのはエンジニアたちがオペレーションに苦労した複雑なターボハイブリッドエンジンとあって、今後、定期的に走行される可能性は低く、今年をもって隠居の身になると見られている。11月29日(水)、アブダビのタイヤテストで"ジーナ"のラストドライブを終えたベッテルは今年のマシンを恋しく思うだろうと明かした。

「そうだね、もちろんさ。最近はマシンを稼働させるのがあまり楽じゃないから、今回が最後だろうね。前は(走らせるのが)簡単だったから、V8エンジンとかなら乗れるけど、今のパワーユニットはもっと複雑だし、しょうがない」

「寂しくなるね。楽しいシーズンだったと思うし、終わってしまったのがちょっと残念。あと5レースくらいしたかったな。そうすればいい感じになったかも! ただ、うん、来年もいろいろなことが待っているから、ものすごく楽しみでもある」

2018年は新たなタイトル争いのチャンスとなるものの、安全装置としてハローの搭載が義務付けられる。チタニウム製の装置は飛来する物体からドライバーの頭部を保護するため、コックピットを囲うように搭載されるが、慣れ親しんだF1マシンの見た目の違いから、F1ファンには目障りなものとして知られている。

「楽しみにはしていないけど、それもゲームの一部だ。きっと慣れるはずだよ。もう何度か試したけど、もちろん、グリッドのスタートライトとか、いくつか変化の必要なものもある」

「少しやることも増えるかな。でも、来年のマシンを手に入れる頃には大丈夫だと思うよ。目の前に来るし、ヘルメットの前にあるものだけど、そのうち慣れるさ」

「見なきゃいけないものは見えるままだし、そうじゃなきゃ採用されないでしょ」

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