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クビサの制限に「問題なし」とウィリアムズ

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2017年11月29日 « コース外からの追い抜きでヒュルケンベルグに1点 | アブダビテスト最終日:11月29日午前 »
© Mark Sutton/Sutton Images
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ウィリアムズの最高技術責任者(CTO)を務めるパディ・ロウは、今週のタイヤテストを終えた後のロバート・クビサの扱いについて、まだはっきりした見通しを示そうとはしなかった。

クビサは28日(火)にヤス・マリーナ・サーキットで100周を完了し、残りの2時間は彼が2018年にパートナーを組むことを望むランス・ストロールにマシンを手渡した。最終日の29日(水)はより凝縮されたスケジュールを消化するため再びマシンに乗り込むことになっており、ピレリの最も柔らかいコンパウンドでも走行すると予想される。

2日間のアブダビテストの目的は、新しいハイパーソフトタイヤを含め、チームたちがピレリの2018年用コンパウンドのデータを集め、理解を構築するためのタイヤテストだが、ウィリアムズにとってはクビサを評価する重要な意味合いも持っていると考えられている。2011年にラリー中のクラッシュによって、あわや右腕切断という大けがを負ったクビサだが、そこからの劇的な復帰を希望している。

ロウは彼のテストへのアプローチにチーム全体が感心したと述べた。

「ロバートは素晴らしい仕事をしたよ」と彼はコメント。「周回数も、走りそのものについても、われわれは完全に満足している」

「彼は素晴らしい経験を持ったドライバーであり、自分の仕事に関して非常に多くの知識を有している。彼の仕事はプロのレーシングドライバーだ。その自信が彼にはあり、ガレージ内でそれを感じることができる。皆、ロバートがいることに喜びを感じているよ。F1でドライブしていた頃から、そして、それ以降もずっと、ロバートは皆の称賛を集めるドライバーだった。事故に遭いながらも復帰を考え、どうにかしてF1に戻ろうと戦ってきたことは彼の人物像をよく表している」

しかし、ロウは同時に、今回のテストはクビサのパフォーマンスを評価するだけのものではないことを強調した。

「これはタイヤテストだ。ロバート、そしてランスとも――2人一緒に――仕事をし、来年のタイヤを確かめられたことは本当に素晴らしい。スーパーハードとハードを除く5種類の全コンパウンドをカバーし、2017年のソフトとウルトラソフトも参照している。タイヤのフィードバックが得られたことは素晴らしく、ロバートの場合は2014年型マシンとの比較もできたので、それもまた非常に興味深かった」

クビサは自身のメディアセッションで事故のけがによる制限がまだいくらか残っていることを認めたが、それを"補う"方法を見いだしていると述べた。彼の復帰に伴う一番の疑問は、その右腕――今も事故による大きな傷跡が残る――でフルシーズンを戦うことが可能なのかどうかということだ。

マシンでのロングスティントやレースシミュレーションも100%問題なくできるという確信はあるかとの質問に、ロウははっきりと答えた。「ああ、それらの点に問題は何もない」

2018年のラインアップを決める次のステップを重ねて聞かれ、彼は述べた。「私はステップの話などしていない。われわれはタイヤをテストし、理解していたんだ。ロバートはそのプロセスに貢献する素晴らしいドライバーだ」

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