News

© Kym Illman/Sutton Images
拡大

関係者が強盗に狙われる事件が相次いでブラジルGPに影を落としたことを受けて、次の世界モータースポーツ評議会(WMSC)でF1イベントにおけるセキュリティが議題に上ることになった。

レースの週末中、F1関係者がサンパウロのインテルラゴスサーキット周辺で襲われる事件が連続して発生した。10日(金)にはミニバスに乗ったメルセデスのチームメンバーが銃が突きつけられる強盗に遭っており、続いてザウバーのメンバーとFIAの職員も危険な状況に遭遇した。

サンパウロ警察はサーキット外の警備を強化したと述べていたが、その後、19日(日)の夕方になってピレリのメンバーが強盗未遂事件に巻き込まれたことが明らかになっている。いずれの事件も幸い関係者にけが人はいなかった。

19日の事件を受けて、F1のタイヤサプライヤーであるピレリとマクラーレンは、今週インテルラゴスで実施するはずだったテストを中止することで同意した。

その後、F1の首脳陣から襲撃事件について責任を負うことはできないとする声明が出されたが、彼らが週末中に懸念を解消できなかったことに対する批判も出ている。中でも、チームの仲間に起きた出来事を聞いてルイス・ハミルトンが声を上げており、"トップの人々はみんなの安全を守るために行動を起こす必要がある"と述べた。

14日(火)、FIAは12月6日(水)に開かれるWMSCでこの件に関する報告書を提出するようF1の商業権オーナーに要請したことを明らかにした。

次のような声明が出されている。「F1とのポジティブなコラボレーション精神を継続し、評議会はその後、FIA フォーミュラ・ワン世界選手権の全イベントで適用可能な、より一貫した効果的なセキュリティ手順について議論することになる。また、その調査結果は、モータースポーツ全般にわたるポジティブなインパクトを最大限に高めるため、他のFIA選手権オーガナイザーたちにも共有される」

「セキュリティは協調的努力によってなされるものであり、FIAはF1とその全投資家たちと密接に連動して、F1イベントで働く人々、そこを訪れる人々のために安全な環境を維持できるように取り組んでいく」

© ESPN Sports Media Ltd.