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  • レディオ・ガガ - ブラジルGP

「ダディ、どこへ行っても応援するからね」

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2017年11月15日
© Kym Illman/Sutton Images
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最後のホームレースを走り切ったフェリペ・マッサに用意されていた感動的なサプライズから、ポディウムの頂点に返り咲いたフェラーリの歓喜まで、ブラジルGPの無線からよりすぐりのメッセージをご紹介しよう。

「おっと、そろそろお尻がかなり熱くなってきたんだけど」

初日のプラクティスでコックピットがオーバーヒートしている様子を非常に詳しくレッドブルに説明するマックス・フェルスタッペン。

「なあ、今[ピーーー][ピーーー]ったんだけど! もう1周行くのって可能? ダメ?」

プラクティス中の予選シミュレーションで失敗してしまい、自分に悪態をつくキミ・ライコネンだった。

「ようし、ポールだ、よく頑張った!」
「イエー! イエス!」

予選の最後の最後でセバスチャン・ベッテルを0.03秒上回り、オーストリアGP以来のポールポジションを獲得したバルテリ・ボッタスは力強い叫びをあげた。

「あああああー、クソッ!!!! クッソーーー!」

1人の喜びはもう1人の苦しみ。Q3最後のアタックを開始してすぐに致命的なミスを犯してしまったベッテルが、77番のメルセデスにポールポジションを取られたと知った時の反応。

「ペレスはどうでもいい! 彼が来たらできることなんてないんだから。マッサを捕まえられるかどうかの瀬戸際なんだ」

後ろのフォース・インディアとのギャップを言われ、気にしているのは前にいるウィリアムズのフェリペ・マッサとのギャップだけだと言い切るフェルナンド・アロンソ。結局アロンソはマッサをパスすることはできなかったものの、ぎりぎりでペレスを抑える事には成功した。

「ボックスだ、ロマン。われわれは10秒のペナルティを消化しなければならない。すぐにボックスへ」
「(裏返った声で)何のために!?」
「オコンとのインシデントによるものだ」
「冗談だろ! 冗談だって言ってくれよ!」

今シーズン何度も波紋を呼ぶ裁定でドライバーが不当な扱いを受けていると不満を募らせているハースF1チーム。ロマン・グロージャンは1周目のエステバン・オコンとの接触でまたもペナルティを科され、嘆いた。

「タイヤが岩みたいだ。ガッチガチ。信じられないくらいだよ」

レース後半、タイヤについての不満を訴えるフェルスタッペン。エンジンに信頼性の不安を抱えていたため、パワーを抑えたことによって生じていたとクリスチャン・ホーナーが述べた"悪循環"と関係していたのだろうか。

「イエス! フォルツァ、フェラーリ!」

これを聞いたのは久しぶりだ。ポールポジションを逃してから24時間後、ベッテルが今季5勝目をマーク――7月のハンガリーGP以来のことだった。

「ダディ、僕はダディのことをすごく誇りに思うし、どこへ行っても応援するからね。大好きだよ。それから、スタートが最高だったね」

レースの最後には思わず涙が・・・。勇敢な走りで7位フィニッシュを果たした父にフェリピーニョ・マッサから祝福のメッセージが送られた。F1放送の中で流れた無線としては記憶に残るものになるに違いない。

「OKフェルナンド、いいレースだった。8位だ。もう少しで抜けたね」
「ああ、とても良かった。今日の僕らはポイントにふさわしかった。そういうレースは何度もあったけど、今日はそれを達成したんだ。明らかに普通のスピードがあれば僕らはトップ5、トップ4で楽にフィニッシュできる。来年が楽しみじゃないか」

パワー不足にチクリと言及しながらも、ルノーエンジンに変わる2018年からはマクラーレンに明るい未来が待っていると期待を抱くフェルナンド・アロンソ。

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