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裁定の不安定さが悪化しているとシュタイナー

Jim
2017年11月14日 « ブラジルのセキュリティ問題対応を求めるF1 | ホーナー、リカルドがベストオーバーテイカー »
© Glenn Dunbar/LAT/Sutton Images
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ハースF1代表のギュンサー・シュタイナーはブラジルGPでロマン・グロージャンが処分を科せられたことを受け、F1レーススチュワードの一貫性に関して再び疑問を投げかけている。

ブラジルGPのオープニングラップでグロージャンはターン7でエステバン・オコン(フォース・インディア)と接触し、2人ともスピンを喫してコース外に飛び出した。オコンはこのインシデントで初のリタイアを強いられ、グロージャンはレースを継続できたものの、インシデントを引き起こした原因と見なされて10秒のタイムペナルティと2点のペナルティポイントを科せられた。

シュタイナーはこの判定に驚きを隠せず、先のUS GP予選でグロージャンの走行を妨害したとして3グリッド降格処分と1点のペナルティポイントを与えられたウィリアムズのランス・ストロールに対する処分を比較し、こう述べている。

「今回の裁定には随分と驚いている。われわれの結果には影響していないし、その時までにすでに終わっていたようなものだったので、テストセッションとしてとらえており、ただそれだけだったのだ。私からすれば彼はレーシングインシデントで2点のペナルティポイントを食らったのに、ストロールは時速140kmの速さが違う危険な状態だったにもかかわらず1点のペナルティポイントだった。全然良くならない。私が言えば言うほど悪化しているようにも思える」

グロージャンはブラジルGPを15位でフィニッシュし、アクシデントを起こしたことについては謝罪したが、ペナルティを受けたことは「理解に苦しむ」と明かしている。

レース後にソーシャルメディアに投稿されたビデオメッセージで、グロージャンは「僕たちが期待したレースではなかった。エステバンとぶつかってしまったのは申し訳ないと思っている。後ろから強めにぶつかってしまった。あの時、僕はパンクチャーを抱えていたから、それでマシンを失ったんだと思う。彼はアウト側にいた」とコメント。

「僕にしてみればレーシングインシデントだった。僕の意見だけどね。ペナルティは理解に苦しむ。ものすごく厳しい。でもしょうがない。前を向かないとね」

メキシコGPでもマクラーレンのフェルナンド・アロンソとポジションを争う中でコーナーをショートカットし、タイムペナルティを科せられていたグロージャン。これを受けてシュタイナーはF1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングと話し合うことにしたようだが、不安定な裁定を続ける状態を脱するには常任スチュワードが必要ではないかと求めている。

メキシコ以降に進展はあったかと聞かれたシュタイナーは「私の知る限りはない。何の進歩も見られていない。つまり、非常に難しい」と答えた。

また、ブラジルGPのスタートではターン1からターン2にかけてハースF1のケビン・マグヌッセンもストフェル・バンドールン(マクラーレン)とダニエル・リカルド(レッドブル)との接触に関わっていたが、これについてスチュワードは「どのドライバーにも今回の接触に対する全面的な、もしくは主たる責任がない」と結論づけている。マグヌッセンのインシデントについてシュタイナーはこう話した。

「ケビンについてはおとがめなし。そうだね、それについて文句は言えないね! ただ、私は自分がどうあるべきだと思っているかを伝えただけで、あれは適切な裁定だった。あれはレーシングインシデントだ。ターン1で彼にどうすべきだったと? また全員を通してやれとでも?」

「セバスチャン・ベッテルの時と非常に似ている。シンガポールで彼は左側にいたライコネンの姿が見えず、マックス・フェルスタッペンと接触した(どのドライバーもペナルティは受けていない)。私にしてみればそれだけシンプルだったということ」

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