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クビアトが正式にレッドブルプログラムを離脱

Jim
2017年10月28日 « 好調な出だしを切ったウィリアムズ | 初日の最速タイムを刻んだリカルド »
© Kym Illman/Sutton Images
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レッドブルはダニール・クビアトがドライバープログラムから外れたことを正式に明かし、2018年のトロ・ロッソのラインアップがブレンドン・ハートリーとピエール・ガスリーになる可能性が高まっている。

この数戦に渡ってトロ・ロッソの布陣は変更を繰り返してきた。2016年シーズン序盤にレッドブルからトロ・ロッソに降格となり、今年も苦戦を強いられていたクビアトはマレーシアと日本の連戦でガスリーにシートを奪われたものの、US GPではそのガスリーが全日本スーパーフォーミュラ選手権に出場する関係からコックピットに戻っていた。これまでトロ・ロッソをドライブしていたカルロス・サインツは来季の移籍に先だってオースティンでルノーに加わったため、トロ・ロッソはハートリーを緊急招集してクビアトと共にUS GPに臨んでいる。

しかしながら、クビアトの復帰は長く続かず、トロ・ロッソはメキシコGPに先だってハートリーとガスリーのコンビを起用すると発表。今週末に入り、クビアトがレッドブルの育成プログラムから完全に切られたのではないかとうわさになっていた。

グランプリ初日を迎えた27日(金)、FIA金曜記者会見に出席したレッドブル代表のクリスチャン・ホーナーとトロ・ロッソ代表のフランツ・トストがこのニュースを認めている。

クビアトのステータスを問われたトストは「彼はもうレッドブルにはおらず、やりたいことを自由にできる身だ。もはやレッドブルでもトロ・ロッソでもない」と明かした。

また、現在のトロ・ロッソのラインアップについては「2人とも高いスキルを持ったドライバーであり、速いドライバーだ。2018年のドライバーラインアップになる可能性が非常に高いので、残りのシーズンで彼らをテストしていきたい」とコメントしたトスト。

ダニエル・リカルドはまだ契約を更新しておらず、サインツはルノーに1年のレンタル移籍することが決まっており、レッドブルのドライバープログラムの今後については不確かな点が多い。ホーナーはレッドブルが2018年以降を見据えて評価するため、現状の環境を利用したいと明かしている。

「トロ・ロッソでは新たな才能をテストする好機に恵まれている。ダニール・クビアトは長年に渡ってレッドブルから多大な投資を受け、チャンスを与えてもらってきた。2015年にはレッドブル・レーシングに昇格するチャンスを得て、2016年シーズン序盤までそこで戦った。F1は厳しいビジネスであり、残念ながら、ダニールはそのシートを維持できるだけの十分なことをやらなかった。ただ、彼のことはそれでも信頼していたので、F1では非常に珍しいことではあるが、2度目のチャンスとしてトロ・ロッソのシートを与えたのだ」

「その後、われわれが投資する他のジュニアたちがF1のドアをノックするようになった。現GP2王者のピエール・ガスリーはF1昇格のチャンスを得るにふさわしいと思う。来年以降の将来にもとても注目している。私はフランツが来年に擁する2人のドライバーが、今後のレッドブル・レーシングにとっても刺激的な可能性を持つ2人だと思っている」

これにより、クビアトが2018年にF1シートを確保する可能性はかなり限られる。現在、空席があるのはウィリアムズとザウバーだけだ。

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