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インディに恐怖を感じると言うバトン

Jim
2017年10月16日 « 来年はもっと「気性の優しい」マシンを望むメルセデス | 新オーナーから現場訪問を歓迎されないエクレストン »
© Steven Tee/LAT/Sutton Images
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元F1ドライバーのジェンソン・バトンはインディカーシリーズに恐怖を覚えているといい、インディ転向に興味がないと明かした。

今年、モナコで一度限りのレース週末を過ごしたものの、1年間のサバティカルを取っているバトンはフルタイムでの復帰は計画していないという。レース活動はしていないが、現在、バトンは来年に異なるシリーズで新たなスタートを切るかどうか選択肢を評価しているとのこと。

マクラーレンのレースドライバーであるフェルナンド・アロンソが今年5月に行われたインディ500に参戦したため、モナコGPでマクラーレンのステアリングを握ることになったバトンだが、同じことをするつもりはないと明言している。インディカーシリーズではこの6年間で、ゴーカート時代のバトンのライバルだった2人、ダン・ウェルドンとジャスティン・ウィルソンが相次いでレース事故で死亡しており、転向を考えるにはリスクが高すぎるとバトンは言う。

「正直、興味はない。インディカーでは何人も最高のドライバーがレースをしているけれど、僕にしてみれば怖い。彼らが今でもレースをしていることが驚きだ。皆、勇敢だと思うけど、僕は遠慮する。今の僕にとって必要だとは思わない」

また、かつてF1ドライバーとして活躍した多くはフォーミュラEに活動の場を移しているが、バトンは完全電気レースシリーズに関心はないようだ。

「フォーミュラEは間違いなく存在すべきだと思うし、メーカーにとっては素晴らしく、そこで使用されている技術も当然ながら継続されていくべきだと思っている。発展の速さは驚異的だし、いろんな人、チームやメーカー、ドライバーたちが携わっているけど、これも僕は遠慮する」

「僕はレースをして楽しみたい。エンジンを聞きたいし、そのうなる音を聞きたいんだ。600馬力以上のマシンをドライブしたいかな」

「僕はそれで育ってきたから。ドニントンやカッスル・クームみたいな場所に行き慣れているし、そういうものすごく速いマシンのレースがいいかな。900馬力のポルシェターボを積んだミニのレースなんかは超大型エンジンを搭載していて長さも大きさも十分だ」

「僕はそういうのが好き。パワーもドライバーもとにかく抑えきれない感じがいい。フォーミュラEはそれとはぜんぜん違うと思うけど、それでも絶対にあるべきだと思うし、だからこそ、たくさんのドライバーを引きつけるんだと思う。確かに、稼げるカテゴリーでもあるから、それもレーシングドライバーを引きつけている理由だ」

バトンは今、恋人のブリトニー・ワードさんと共にカリフォルニアで時間を過ごすことが多く、アメリカのIMSA GTシリーズにいくらか魅力を感じているようだ。

「空力パッケージやパワーユニットなど中身は自分なりのセレクションで構成できるけど、それでもすべてが同じ機材でレースができるってところが気に入っている。いくつかメーカーもレースしているし、それもいいね。アメリカで成長中のモータースポーツなのは間違いない」

「GTカテゴリーは最高だけど、P2カーにオーバーテイクされるようなマシンに乗って自分が平気かどうかは分からない。考え方が違う感じだね。いつかル・マンをやってみたいけど、適切なタイミングが今なのかどうかどうかは分からない」

「それに、LMP2カテゴリーもすごい。最高だと思う。チームがものすごくたくさんあって、優秀なドライバーも大勢いるけど、P1がある。だから、どうだろうね。他よりも20秒遅いマシンでレースするなんて理解できないだけで、どうかは分からない」

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