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反抗心、大いに結構とシュタイナー

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2017年10月4日 « ボッタスの力を疑う者はいないとウォルフ | ESPNがアメリカで2018年以降のF1放映権獲得 »
© Kym Illman/Sutton Images
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F1でケビン・マグヌッセンが"問題児のイメージ"を確立しつつあることについて、心配はしていないとハースF1チームのギュンサー・シュタイナー代表が述べている。それは彼がライバルとのホイール・トゥ・ホイールのバトルの中で自己主張した結果だというのがシュタイナーの考えだ。

マグヌッセンは今シーズン、いくつか注目のインシデントで中心的役割を果たした。中でも目を引いたのはハンガリーのレース終盤にルノーのニコ・ヒュルケンベルグをコースから押し出した件だ。2人はレース後の取材サークルで再び衝突。ヒュルケンベルグが"グリッド上で最もスポーツマンシップを欠くドライバー"と皮肉を言えば、マグヌッセンは下品な表現で"ふざけるな"と言い返し、発言はたちまちソーシャルメディアで拡散された。

この一件はマレーシアGPでも蒸し返されている。自身もマグヌッセンとやり合い、いら立つフェルナンド・アロンソは、「なんてアホなやつだ! ヒュルケンベルグの言う通りだよ!」と声を荒らげた。マグヌッセンはその後ジョリオン・パーマーとも絡み、ターン1でルノードライバーをスピンさせている。

アロンソがこうした発言に及んだのは、他のドライバーとポジション争いをして抵抗されることに慣れていないためではないかとシュタイナーは考えている。

「アロンソはきっと、みんなが黙って自分を通してくれることに慣れているのだろう。彼はとてもカリスマティックで、とても優れたドライバーで、発言力があり、とてもタフな男だからね」とシュタイナーは述べた。「そこへ、反抗する者が現れたとしたら・・・彼だってそうすることでここまで評価を得てきたんだよ」

「彼も皆と同じように、人生のどこかの段階で誰かに突き落とされる。それだけのことだ。彼らは2人とも限界までプッシュした。人々はそれを見たがっているはずだ。ぶつけ合わなければそれでいい」

マグヌッセンがF1の"問題児"という評価を得てしまうことへの不安を尋ねると、シュタイナーはこう述べた。「地位を得るためにはそれがどんなものでも多少の荒地を通り抜けなければならない。"自分がここに来たのだから、他の者は出ていけ"と言っても無駄だ。尊敬を得なければね」

「降参するのが当たり前・・・それが今のわれわれの状況だと思う。簡単に抜かせてくれるのが当たり前だと皆思い込んでいるが、やり過ぎにならない範囲での反抗は大いにやるべきだと思うよ。こうしたドライバーたちが力をつけるにつれて、自分のコーナーやスペースのために戦うのはごく自然なことだと私は思う。最初は悪評を得るかもしれないが、それがいいものに変わることもあるのだから」

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