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ベッテルに朗報、ギアボックス交換の必要なし

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2017年10月4日 « レース中のインシデントはすべておとがめなし | NBAとF1がゴルフ場で遭遇 »
© Kym Illman/Sutton Images
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ここ2戦でチャンピオンシップの望みが大きくすっかり薄くなってしまったセバスチャン・ベッテルだが、日本GPの開幕を前に彼の元へ朗報が届いた。

マレーシアでチェッカーフラッグが振られた直後のクールダウンラップ中、ランス・ストロールと考えられないような接触事故を起こしたベッテルの5号車がダメージを免れていたとフェラーリは発表している。

ドライバー2人にはおとがめなしとの裁定が下されたが、ベッテルのマシンのギアボックスにダメージがあるのではという懸念があった。交換が必要となり、規定通りに1基で6戦連続で使用できなかった場合には自動的に鈴鹿で5グリッドの降格ペナルティが科されることになってしまう。フェラーリはギアボックスについて調査を行い、今週に入ってからさまざまなイタリアメディアがペナルティを回避できるとチームが確信を見せていると報じていた。

4日(水)、『Twitter(ツイッター)』を通じてフェラーリは正式にこれを認めた。

「#MalaysiaGP(マレーシアGP)で使われた#Seb5(ベッテル)のギアボックスは引き続き利用可能。#JapaneseGP(日本GP)」

ギアボックスペナルティを受けることになっていれば、ベッテルが2017年のチャンピオンシップで優勝する望みはさらに大きな打撃を受けていただろう。2戦前のシンガポールでは、タイトルを争うライバルのハミルトンが予選5番手に沈んだのに対し、ベッテルはポールを獲得。再びチャンピオンシップで大きなリードを取り戻す準備は整ったかに見えた。ところが、彼はマックス・フェルスタッペン、キミ・ライコネンが絡む衝突事故に巻き込まれて姿を消してしまった。ハミルトンの勝利によって、差は28ポイントに広がった。

このギャップは次のレースで34ポイントにまで拡大している。メルセデスはマレーシアGPでペース不足に苦しんでいたものの、エンジントラブルを起こしたフェラーリはそこに付け入ることができなかった。ベッテルの問題は予選中に発生し、グリッド最後尾からのスタートを強いられた。そこから4位まで巻き返し、ハミルトンは2位でフィニッシュしているが、フロントローに並ぶはずだったキミ・ライコネンがレースのスタート直前に同様のトラブルに見舞われてスタートできなくなったことで、チャンピオンシップリーダをアシストしてしまっている。

ダブルでエンジントラブルが起きたマレーシアを受けて、フェラーリのセルジオ・マルキオンネ社長は直ちに動き、F1チームの"品質部門"を改善する組織変更を行っている。

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