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リタイア後、壁に穴を開けたというアロンソ

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2017年9月28日 « クビアトには申し訳ないとガスリー | リカルド、レッドブルの今季2勝目は厳しいと分析 »
© Mark Sutton/Sutton Images
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前戦シンガポールの1コーナーでもらい事故に遭っていなければ、"過去10年で最大の成果"を挙げることができたはずだとフェルナンド・アロンソは今も悔しがっている。

アロンソはマリーナ・ベイで8番グリッドから稲妻のようなスタートを切り、トップ3のセバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペンとキミ・ライコネンが1コーナーの助走で接触するのをやや後方から見ていた。ところが、あまりにも良すぎたスタートが不運を招く。ダメージでコントロール不能となったライコネンのマシンが1コーナーでフェルスタッペンと絡んで直進。そこに居合わせてしまったのがアロンソだった。2番手に上がろうかというポジションを確保していたアロンソのマシンは大きく跳ね上げられてスピンを喫した。

結局、この影響でアロンソはレースをリタイアするしかなかった。どのような状況だったのかを初めて見直した時にはフラストレーションを抑えられなかったという。

レース後、彼の控室の壁には穴が開いたのではないかと聞かれ、アロンソは言い放った。「ああそうさ、今も開いているよ!」

「リプレーを見た時はフラストレーションのやり場がなかったよ。ベッテルがターン3でスピンした時、僕らはルイス(ハミルトン/メルセデス)のすぐ後ろにいて、正しいタイヤを履いていたんだ。タイミングが良ければ彼をオーバーテイクすることだってできたかもしれない。その後1つか2つポジションを失うことがあっても、市街地サーキットだからオーバーテイクはされないだろうし、それ以上は下がらなかったはずだ」

「その表彰台が取れていたら、僕のキャリアで最大級のものだったかもしれないのに、逃してしまったんだ」

アロンソのシンガポールでの不運は、マクラーレン入りした2015年以来、コンペティティブなパワーユニットを得られず、抱え続けているフラストレーションに拍車をかけるだけのものだった。手に入るはずだった輝かしいリザルトを目の前にして失い、その悔しさをなかなか飲み込めなかったとアロンソは認める。

「ああ、それはもう、またしてもイライラする時間だったよ。スパやモンツァのように遅くて競争力がなく、何もできないこともある」

「僕らは自分たちが競争力を発揮できるこういういくつかのサーキットを待っていたんだ。加えて雨が降り、あの瞬間のあのコーナーでは2番手か3番手にいた。シンガポールでポディウムは保証されていたはずなんだ。それはこの10年で僕の最大の成果になるはずだったのに! 結局だめだったけど、僕はいつも通りポジティブに考え、それが今年起きなければならなかったのは運命なんだと思うことにした。次の機会のために運を蓄えているんだろうってね」

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