News

  • FIA

F1にツール・ド・フランスのエスプリを

Me
2017年9月8日 « 降格ペナルティは再考すべきとホーナー | ブレーキ問題解決は2018年の必須事項とハース »
© Mark Sutton/Sutton Images
拡大

来年から導入されるハローデバイスは飛翔物からドライバーを保護するだけでなく、それを使ってドライバーを見分けたり、チャンピオンシップリーダーを目立たせたりすることができるようになるかもしれない。

ハローが2018年のF1マシンに装着されると決定したことは大きな反響を呼んでおり、これまで完全にオープンなコックピットを守ってきたシリーズの歴史で最大級のレギュレーション変更になる予定だ。ハローに対する批判の大半はそのルックスに対するもの。これまでテストで使われてきたプロトタイプは何の変哲もないブラックタイプのものだった――ただし、これは最終デザインで大きく変わるとされている。

FIA会長のジャン・トッドは、ハローを自転車ロードレースのツール・ド・フランスで使われるマイヨジョーヌ(イエロージャージー)のように利用して、チャンピオンシップリーダーとその他を区別するために使えるのではないかと考えている。

「クレバーなアイデアがいくつかあると思う」とハローの見た目を良くする方法についてトッドは語った。「その1つを私は大いに気に入っているのだが、ワールドチャンピオンシップリーダーには違う色のハローを付けるというのはどうだろう」

F1は今年に入ってレギュレーションを改定し、ドライバーのナンバーや名前がマシン上でより識別しやすくなるようにした。来年からハローについてもこの点を考慮したいとトッドは言う。

「できれば名前とナンバーを記載したい。今は見えないのでね。そのための1つの機会になることもあり得る――チームの中にはすでにスペースをスポンサーに売ってしまったという話も聞くけれどね。うらやましいことだ!」

ハローに反発があることについてトッドは、マシンの魅力が減ることはドライバーの安全を守ることに比べれば小さな代償に過ぎないと主張する。

「私は正直に言って気にしない。心配なのは事故が起こることだ。そうなってから対処できたはずだと思ってももう遅い。近年シングルシーターのレースで起きた激しいクラッシュで問題となったのは頭部周辺への衝撃だった。これからも深刻なインシデントは起こるだろう。それに対し、事前に手を打つためのビジョンが必要だ」

© ESPN Sports Media Ltd.