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タイヤ使用のミスでウィリアムズに罰金130万円

Jim
2017年8月29日 « バンドールン、TCとMGU-Hが9基目に到達 | マッサとライコネンがダブル黄旗無視で3点 »
© Kym Illman/Sutton Images
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エンジンパワーが重要なスパ・フランコルシャンを舞台とするシーズン第12戦ベルギーGP週末はエンジンやギアボックスの交換が相次ぐ一方で、ウィリアムズがタイヤの使用方法を誤って罰金を科せられた。

マクラーレンは週末に先だってバンドールン車に新しいエンジンを載せると明かしており、予定外のギアボックス交換を含め、初日を迎えた時点で40グリッド降格が決まっていたが、初日を終えてさらなるコンポーネント交換が必要となり、結局、合計60グリッド降格処分を受けている。トロ・ロッソのダニール・クビアトは規定数を超える5基目のエンジンを投入し、その他のコンポーネントを載せ替えたこともあって20グリッド降格となった。

6戦連続使用が義務付けられるギアボックスを交換したドライバーはバンドールン以外にも3名いる。ザウバー勢は新品を載せて予選に挑んだが、その予選でQ3に進出したルノーのジョリオン・パーマーがトラブルに見舞われてギアボックスを新品と載せ替えなければならなくなった。

ベルギーGP週末を通してスチュワードが審議し、何らかの裁定を下したインシデント、およびペナルティの詳細は以下の通り。

ベルギーGP初日:8月25日(金)

【金曜フリー走行1回目】

◆ストフェル・バンドールン(マクラーレン)
<違反内容>
8基目のターボチャージャー(TC)、8基目のMGU-H、6基目のエネルギー貯蔵、6基目のコントロールエレクトロニクス、5基目の内燃機関、5基目のMGU-Kを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
35グリッド降格、内訳は次の通り
1)8基目のターボチャージャー搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが8基目に至るのは初めて)
2)8基目のMGU-H搭載による5グリッド降格
3)6基目のエネルギー貯蔵搭載による5グリッド降格
4)6基目のコントロールエレクトロニクス搭載による5グリッド降格
5)5基目の内燃機関搭載による5グリッド降格
6)5基目のMGU-K搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り35グリッド降格ペナルティが科される。チームは8月22日(火)13時57分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆ランス・ストロール(ウィリアムズ)
<違反内容>
金曜フリー走行1回目の序盤40分に限り使用が認められていたタイヤセットを現地時間11時09分(6周)と同11時21分(4周)に使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第24条4項(g)および第24条4項(i)に違反
<裁定>
コンペティター(ウィリアムズ)に1万ユーロ(約130万円)の罰金
<裁定理由>
スチュワードがチーム代表者から事情を聞いたところ、当該コンペティターが違反を認めた。スチュワードは違反が不注意によるものとの事実を承認。スチュワードは当該チームによる度重なるタイヤ関連違反を鑑み、似通った違反であることから罰金刑を科した。

(金曜フリー走行2回目はペナルティなし)

ベルギーGP2日目:8月26日(土)

【土曜フリー走行】

◆パスカル・ウェーレイン(ザウバー)
<違反内容>
ギアボックスを交換し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
<裁定>
5グリッド降格処分
<裁定理由>
カーナンバー94(ウェーレイン)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。チームは8月24日(木)11時13分にギアボックス交換を技術委員に通知した。

◆ストフェル・バンドールン(マクラーレン)
<違反内容>
ギアボックス交換によるFIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
<裁定>
5グリッド降格処分
<裁定理由>
カーナンバー2(バンドールン)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。チームは8月24日(木)11時00分にギアボックス交換を技術委員に通知した。

◆マーカス・エリクソン(ザウバー)
<違反内容>
ギアボックスを交換し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
<裁定>
5グリッド降格処分
<裁定理由>
カーナンバー9(エリクソン)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。チームは8月21日(月)15時27分にギアボックス交換を技術委員に通知した。

◆ストフェル・バンドールン(マクラーレン)
<違反内容>
9基目のターボチャージャー(TC)、9基目のMGU-H、6基目の内燃機関、6基目のMGU-Kを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
25グリッド降格、内訳は次の通り。
1)9基目のターボチャージャー搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが9基目に至るのは初めて)
2)9基目のMGU-H搭載による5グリッド降格
3)6基目の内燃機関搭載による5グリッド降格
4)6基目のMGU-K搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り25グリッド降格ペナルティが科される。チームは8月26日(土)02時04分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
<違反内容>
ダブルイエローフラッグ区間で減速せず、FIA国際競技規定第2条4項5号1(b)に違反
<裁定>
5グリッド降格処分、およびペナルティポイント3点(12カ月有効)
<裁定理由>
スチュワードはカーナンバー19のドライバーであるフェリペ・マッサ、チーム代表者から事情を聞き、映像とテレメトリーの証拠を見直したところ、ダブルイエローフラッグが掲示されている区間で当該ドライバーが大幅に減速しようとしていないことは明らかだったため、別紙H 2条4項5号1(b)違反と判断。

マッサの累積ペナルティポイント:5ポイント(2017年8月27日時点)

【予選】

◆ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)
<違反内容>
5基目の内燃機関(ICE)、5基目のターボチャージャー(TC)、5基目のMGU-Hを使用し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)に違反
<裁定>
20グリッド降格、内訳は次の通り。
1)5基目の内燃機関(ICE)搭載による10グリッド降格(いずれかのコンポーネントが5基目に至るのは初めて)
2)5基目のターボチャージャー搭載による5グリッド降格
3)5基目のMGU-H搭載による5グリッド降格
<裁定理由>
FIA F1スポーティングレギュレーション第23条3項(a)および第23条3項(e)に則り、上記の通り20グリッド降格ペナルティが科される。チームは8月26日(土)12時42分にパワーユニットエレメントの交換を技術委員に通知した。

◆ジョリオン・パーマー(ルノー)
<違反内容>
ギアボックスを交換し、FIA F1スポーティングレギュレーション第23条5項(a)に違反
<裁定>
5グリッド降格処分
<裁定理由>
カーナンバー30(パーマー)のギアボックスが6戦連続の使用期間を満たす前に交換されたため。チームは8月27日(日)10時16分にギアボックス交換を技術委員に通知した。

ベルギーGP決勝:8月27日(日)

◆キミ・ライコネン(フェラーリ)
<違反内容>
ダブルイエローフラッグ区間で減速せず、FIA国際競技規定第2条4項5号1(b)に違反
<裁定>
10秒のストップ・アンド・ゴーペナルティ、およびペナルティポイント3点(12カ月有効)
<裁定理由>
スチュワードが映像とテレメトリーの証拠を見直したところ、ダブルイエローフラッグが掲示されている区間で当該ドライバーが大幅に減速しようとしていないことは明らかだったため、別紙H 2条4項5号1(b)違反と判断。

ライコネンの累積ペナルティポイント:3ポイント(2017年8月27日時点)

◆セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
<違反内容>
ターン6でコースを飛び出し、アドバンテージを得たため、FIA F1スポーティングレギュレーション第27条3項に違反
<裁定>
5秒タイムペナルティ、およびペナルティポイント1点(12カ月有効)
<裁定理由>
スチュワードが映像証拠を見直したところ、カーナンバー11(ペレス)がターン5とターン6の間でカーナンバー8(ロマン・グロージャン/ハースF1)をオーバーテイクしたことを確認したが、コースを離れ、アドバンテージを得たままコースに戻っていたため違反と判断。

ペレスの累積ペナルティポイント:6ポイント(2017年8月27日時点)

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