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ドライバーに「仲直りのハグ」は不要とシュタイナー

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ドライバーに「仲直りのハグ」は不要とシュタイナー

© Mirko Stange/Sutton Images
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ハンガリーGPで勃発したケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグの"じゃれ合い"から2人は前に進んだとハース代表のギュンサー・シュタイナーは語っている。

レース後のブダペストでマグヌッセンとヒュルケンベルグはテレビの前で一触即発の言い争いを繰り広げた。レース中に押し出されて憤るヒュルケンベルグがインタビュー中のマグヌッセンに近づき、"グリッド上で最もスポーツマンシップに欠けるドライバー"だと皮肉りながら彼を祝福。これにマグヌッセンが、"マジふざけんなよ(Suck my balls, man)"と言い返したのがテレビで生中継されてしまい、ソーシャルメディア上で一気に拡散された。

シュタイナーは事件後、大人げないとヒュルケンベルグを批判したが、何と翌朝その張本人と空港でばったり出くわしてしまい――やむを得ず和解したようだ。この一件は2人のドライバーにとってもう過去のものだとシュタイナーは言う。

「問題なく片が付いたよ」と彼は述べた。「どこかの時点でカットオフされるものだ。もうすでに古い話題になりつつある。古いニュースなど誰も聞きたがらないだろう。これ以上話す必要はないよ。ニコとケビンがハグする場を設ける必要などないと思うけどね! われわれには自分たちの立場があり、彼には彼の立場がある。相手が"こう言った"、"ああ言った"とこじらせる必要はない」

「前に進めばいいだけのこと。ターン1でどんなことができるかについてはいい勉強になった。ケビンも準備はできているし、次のレースに進むだけだ。愉快ではあったが、面白さには賞味期限がある。同じことをいつまでも言っていると古くさくなってしまうよ」

この件についてマグヌッセンとは話したのかと尋ねると、シュタイナーは述べた。「いや、そんな必要もなかったからね。『WhatsApp(ワッツアップ)』で2、3ジョークを交わしたがそれだけだ。大げさにすることは何もない。私は大いに楽しませてもらったけれどね!」

「時には自分の考えを言わなければならないこともある。私だってそうしているよ! いつも優等生ぶった話し方をしなさいと言うつもりはない。私自身、たまに自分を止められなくなることもあるからね」

F1ドライバーがマグヌッセンとヒュルケンベルグのようにテレビの前で口げんかするという場面はとてもまれだ。この事件はファンの関心を大きく引きつけたが、ドライバー間の確執をわざと演出しようとするのは間違いだとシュタイナーは考えている。

「わざとらしい演出は通用しないというのが私の信念だ。それがフェイクなら、誰も興味を持たない。今回のことは全て感情があふれて起きた出来事だ。そういうことならば私は全面的に支持する。"そんな口の利き方をしてはいけない"と説教するつもりはない。ねつ造しようとすればうまくいかなくなる。面白おかしく演じることも可能だが、今回のは突発的な出来事だった。われわれもあの瞬間はあっけにとられて、"何・・・だと? 何を言い出すんだ!"と思ったが、毎レースそんなことをしようと思ったらすぐに飽きられてしまうよ」

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