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ホーナー、次世代エンジンはV6ツインターボと予想

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2017年8月16日 « ベッテル、「他チームにまねされるのはいいこと」 | アメリカで2戦目の開催地を検討するケアリー »
© Sutton Images
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自分がF1の責任者であれば、高回転のV12エンジンを復活させるというクリスチャン・ホーナーだが、実際の責任者たちはそれに同意しないだろうといい、最終的にF1の次世代エンジンに選ばれるのはV6ツインターボだろうと予想している。

最後にエンジンの大規模レギュレーション変更が行われたのは2014年。自然吸気V8に代わって燃費を重視したV6ターボハイブリッドというフォーミュラが誕生した。昨年、これらのレギュレーションはチームとFIAの同意により2020年まで固定されることになり、今後はコスト削減とさらなるパフォーマンス収束を目指すことが決まっている。

しかし、その後は全てのオプションが再びオープンとなっており、FIAとフォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)はマシンやエンジンのマニュファクチャラーと会合を開いて、2021年から施行する新パワーユニットレギュレーションの作成に向けて話し合っている。

スポーツの未来については主に2つの考えが存在する。

1. コストを削減しながらも、引き続きパワフルで市販車に応用可能なエンジンを使用する

2. 市販車への応用は無視して、大音響の高回転エンジンをさらに低コストで使用する

ホーナー――非ワークスF1チームの中で最大であるレッドブルの代表――が2番目のグループに属するのは驚きではないだろう。一方、スポーツに参戦する自動車メーカーたちは1番目の方に好意的だ。

ホーナーは、ファンの望むものを彼らに与えることが重要だと考えており、イギリスGPで自身が行った即興の調査を見ても、スポーツを見ている人々が過去の反映をF1に求めているのは明らかだと主張した。

「私個人が決められるのであれば、自然吸気の高回転エンジンに戻すだろうね。V10でもいいし、V12だっていい」と彼は述べた。「われわれにはアストンマーチンと製造している車があるのだが、市場に行って人々が何を望んでいるのか、多くのリサーチを行ったよ。彼らはモダンなハイブリッドのF1タイプエンジンが欲しいのか、それとも自然吸気の高回転エンジンが欲しいのか? 返ってきた反応は圧倒的(にV12自然吸気エンジン)だった」

「私はシルバーストーンで個人的にファンに調査をしてみたんだ。ぜひこれを見てもらいたい。とても圧倒的な反応だよ。何が望みかを人々に尋ねれば、これだけ圧倒的な結果が出るんだ」

Silverstone fan survey!!! What do you think?? #f1

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「シルバーストーンで行ったファン調査!!! どう考える??(編集部注:最初の質問は"現在のF1エンジンのノイズが好きな人"に対する観衆の反応で、続いて"昔のV8やV10に戻ってほしいと思う人"に対する反応)」

世界の自動車メーカーたちは電気自動車に重点を置いて投資しているが、市販車に関連したテクノロジーは全てフォーミュラEに任せればいいとホーナーは言い、F1はエンターテインメントに集中すべきだと述べた。

「われわれはまさに、どんな未来を望むかの帰路に立っている。フォーミュラEのテクノロジーには意味があると思う。そうしたタイプのレースはマニュファクチャラーの関心を得ており、F1は多くの点で基本に戻って究極のホイール・トゥ・ホイールのレース、昔ながらの戦車レースに立ち戻るべきだ。ベストチームで戦うベストドライバーは誰かを決める勝負であり、テクノロジーの割合は少なくていい」

しかし、FIA会長のジャン・トッドはV10やV12への回帰は社会的に受け入れられないと今年になって明言しており、F1は2021年以降もハイブリッド要素を組み合わせた低排気のターボエンジンを継続することになりそうだ。ホーナーが最も可能性が高いと考えているのはV6ツインターボだというが、今後レギュレーションの詳細な計画を立てる際にはノイズとコストが決定的要素になると強調した。

「自然吸気エンジンに戻るとはまず思えない。私やシルバーストーンの観衆がいくら望んでもね」と彼は付け加えた。「V6ツインターボに落ち着くだろう。それはほぼ確信している。しかし、音響の問題が議題に上がっているのは知っているはずだ。残念なことに今のエンジンが導入された際にはコストもノイズの魅力もエンジンの重要パーツとは考えられていなかったんだ」

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