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ハミルトン、トッドに説明を求める

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2017年7月7日 « トロ・ロッソ残留の可能性は「低い」とサインツ | チームは50/50で納得しているとオコン »
© Mark Sutton/Sutton Images
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アゼルバイジャンGPの一件でセバスチャン・ベッテルにさらなる処罰を与えないことを決めたFIAの判断について、ルイス・ハミルトンは会長のジャン・トッドが公の場に出て説明すべきだと述べた。

ベッテルは3日(月)にパリのFIA本部に呼ばれ、トッドも出席する委員会の前で自身の行動についての説明を行った。フェラーリドライバーはその場で接触の責任を認めて統括団体に謝罪したとされており、これを受けてFIAはそれ以上の行動を起こさないことにしたとされている。

しかし、ハミルトンはバクーのレース後、ベッテルの行動はモータースポーツに携わる若い世代に悪い手本を示すことになると懸念を口にしていた。3日に発表されたFIAの声明にもそれと同じ懸念が記されている。その後の調査も含めたインシデントの全体像が、正しいメッセージの発信になっているかとの質問に、本来ならトッドがオーストリアに来て月曜日の裁定について説明すべきだとハミルトンは述べた。

「何も変わらないと思う」と彼は述べた。「僕の意見は同じままだよ。恐れながら言わせてもらうと、ジャンがここで僕らの隣に座って、質問に答えるべきだと思う。彼らは月曜日に何も変えなかったんだから。つまり、送られたメッセージは変わっていないってことだ」

彼はさらに付け加えた。「僕らはプラットホームとして使われているし、ロールモデルとして、特定のメッセージを発信すべきだ。結局は人間だから、常に正しいことができるわけじゃない。それでも、スポーツ全体としては若い人々に正しいメッセージを送るべきだと思う」

「この場所を目指す小さな子どもたちはすごくたくさんいるんだ。僕らはパワーを持つ立場にいるんだから、それをどう利用するかはとても重要だよ」

テキストで謝罪したベッテル

しかし、ハミルトンはベッテルの個人的な謝罪については受け入れると述べている。それはレース後の火曜日にテキストメッセージという形で届いた。ベッテルはレース明けの月曜日にインシデントについて話し合うためハミルトンに電話をかけたといい、その翌日に再びテキストで謝罪したという。

「(月曜日の)会話では実際に謝罪のようなものはなかった――まあ、そういう意図だったのかもしれないけど」とハミルトンは説明した。「次の日にテキストでやりとりしている時にセバスチャンから謝罪があって、僕はそれを受け入れた」

ブレーキテスト説をはっきりさせたいハミルトン

ベッテルは当初、ハミルトンがセーフティカー中に"ブレーキテスト"したと主張し、それが原因で2回目の接触が起きたと述べていた。その後、急ブレーキはなかったことを認めており、ハミルトンにとってはそこが彼の謝罪で最も重要なポイントだったという。

「正直言って、僕らの間に緊張は全く感じない。はたから見たらそう思うかもしれないけど、電話で話した時にこれからもお互いを尊重し合おうってなって、僕らの間ではすっかり消滅してしまったんだ」

「僕にとってすごく大事なことが2つある。1つ目は、僕がブレーキテストをしていないとセバスチャンが認めてくれたこと。彼は謝ったのに、それを理解していない人が多いんだ。僕は一切ブレーキングなんてしていないのに、たくさんの人がどうかしているってコメントやメッセージを送ってきていたから、僕にとってはそれがすごく大事なことなんだ」

「2つ目は、FIAが常に重視していることの中に交通安全がある。彼らがスポーツをどう統治するかの判断はすごく重要だし、それは世界の他の部分にも影響するんだ。僕が注目していたのはその2点だけだよ」

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